【書籍紹介】2021年3月に読んだ10冊

ブックレビュー

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この記事はこんな方向け
・読みたい本が見つからない
・本を探すヒントにしたい

はじめに

自分は昨年から月に10冊の読書をはじめました。定期記事として、毎月読んだ本とその中から特に読んでよかった本を紹介します。

さっそくレビュー!

未来のカタチ 新しい日本と日本人の選択

読んだ目的:将来の日本に対する一意見を知りたかった

日本は少子高齢化が進行していて、国としての規模や存在感が小さくなっていくことが予想されます。

本書では、そのような状況下で今後の日本はどうなるのか、どうすべきかを提唱しています。

・日本の動き⇨国内需要が減って、海外進出が増加
・少子高齢化対策⇨ネスティングボックス=集合住宅に保育施設も完備してそこで期間限定で住んでもらう
・街づくり⇨テレワーク場所としての空き家提供

この中でネスティングボックス構想は面白いなと思いました。国が主導して安い家賃で住宅を提供できれば、お金の事情で子供を諦めている家庭にとってはプラスに働くのではないでしょうか。

奇跡の災害ボランティア「石巻モデル」

読んだ目的:日本の災害ボランティアのあり方について知りたかった

本書では東日本震災発生からのボランティア団体と行政(石巻市)の動きの経緯が記されています。

自分は日本におけるボランティアについて次の疑問がありました。

・参加する側が報酬や見返りを期待しないのは理解できる
・支援してもらう側が「無報酬、自己責任が当然」とか「なんで来てくれないんだ」とか思うのは筋違いでは?

「石巻モデル」はボランティアがうまく機能した例として紹介されています。
ここでは行政も然るべき受け入れ体制とボランティアへの配慮が垣間見れました。

少なくとも石巻モデルでは自分の疑問点が解消されているモデルであると思いました。

人生100年時代の資産管理術 リタイア後のリスクに備える

読んだ目的:お金の知識アップデート

人生100年時代で、いかに資産が枯渇しないように資産形成、取り崩しをしていくべきかが書かれています。

お金や投資に関する勉強をされている方ならご存知の

・分散投資の相関係数⇨同じ値動きをするものに投資しても分散にはならない
・リターンの順番の影響⇨資産取り崩しタイミングの相場の動きで、資産の寿命が異なる

についてもシミュレーションを交えて解説されています。

アメリカで出版された本=アメリカ国内向けの前提で書かれていることに注意ですが、ノウハウや心構えは誰にでも応用できる内容です。

「心の悩み」の精神医学

読んだ目的:興味本位で

精神科医である筆者が診察した実際の患者さんのエピソードを元にうつ病やパニック障害などの精神疾患と呼ばれる病気とはなんぞやを紹介しています。

「患者さんはどんなことに悩み苦しんで通院するに至ったのか」とか
「精神疾患を疑うときの症状はなんなのか」

が実例を通して知ることができます。

実例を知っておくことは身近にそういう方がいるときの配慮や気づきにつながると思います。

でたらめの科学 サイコロから量子コンピューターまで

読んだ目的:自分が誤解している科学の常識を知りたかった

先月に読んだ「『色のふしぎ』と不思議な社会」に引き続いてタイトル勘違いをした1冊となりました(笑)。

一般常識とされている科学知識の誤解を解説してくれているのだと思ったらでたらめな数字=乱数の世界を解説した1冊でございました。

乱数とは規則性のない数字のことで、一番身近な乱数はサイコロの出る目です。

この本では乱数がどのように作られてきたか(乱数は規則性があってはいけないという難しさがある)、乱数が使われている技術(工場の品質管理、世論調査のサンプル抽出、量子コンピューター)について紹介されています。

理系好きな自分にはまぁまぁ理解できましたが、数字が苦手という方には少しとっつきにくいかもしれません。

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「エビデンス」の落とし穴 健康にいい情報にはランクがあった?

読んだ目的:情報収集をする際の注意点を知る

エビデンスとは科学的証拠のことで、医療や科学の情報をチェックする方なら目にしないでしょうか。

エビデンスのレベルの話から、医療以外の分野も含めて、触れる情報との付き合い方が記されています。

過去に情報取得する時の注意点を記事にしたのですが、そことの類似点があったので共感できました。

ニュース見出しの鵜呑み、ダメゼッタイ!

著者がエビデンスに対して「必ずしも科学的な真実とは限らない」「信頼性の異なる根拠」と中立的なので、読む側も中立的に「情報とどう向き合うべきか」を考えるきっかけになると思います。

不摂生でも病気にならない人の習慣

読んだ目的:自分の健康習慣に反映させる

著者は自律神経に関する本を出版されていることで有名です。

病気にならない、健康になる習慣といえば食事法や運動に目が行きがちですが、あくまで自律神経や精神的な側面から食事法や気の持ち方について述べられています。

面白いと思ったのは早食い対策として「孤独のグルメの井之頭五郎になる」こと。

精神集中する方法にマインドフルネスというのがあるのですが、孤独のグルメをそういう視点ではみていませんでした。

気がつく範囲で真似しようと思います。

まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか

読んだ目的:地域再生のカギを知るため

地域再生といえば外部の人材招致や交付金の拡充をイメージしますが、本書ではそういう考え方はダメとする根拠や、あるべき街づくりの方法について書かれています。

街づくりが失敗するあるあるとしては
・誘致した工業団地がもぬけの殻になって、そこを活用するためにお金を使う
・他所の成功事例を何も考えずに真似する
・外注しすぎて、地元にお金が回らない

まちづくりのあり方としては
地域内で経済が循環するようにする
移住者に納税者、消費者として機能してもらえるように雇用機会を創出する

自分はゆくゆく東北6県のPRをと考えていますが、いい戒めになりました。

地域の中で活動を進めていくこと、地域の中でお金を回すこと。肝に銘じます。

サクッとわかるビジネス教養 地政学

読んだ目的:地政学を知る

最近、経済雑誌を読んでいると地政学という言葉がよく出てきます。
(自分が無知だったのか、最近のトレンドなのかは不明)

本書では地政学=国の地理的な条件をもとに他国との関係構築、国際社会でのあり方を考える学問をイラストを使って、すごーく分かりやすく書かれています。

他国との関係は社会的な出来事(COVID19の流行やイスラム国の登場)でも変わるので定期的な知識のアップデートが必要そうです。

地政学を知っていれば国際ニュースの裏事情を理解して聞けるので知っといて損はありません。

ブッダのことば スッタニパータ

読んだ目的:論語と算盤のように現代に通じる考えを知りたかった


本書はタイトルままで仏教を開いたブッダの教えがわかるものです。

孔子の「論語」とか渋沢栄一の「論語と算盤」の似た類いの本だと思います。

印象に残ったものは

「過去にこだわらずに現在にくよくよと思いを巡らさなければ未来に思い煩うことがない」
「賭博で財を失うことは小さな不運だが、聖者に悪意を持つことで受ける不運は大きい」

自分は前者を「余計なことを考えないことが大事」、後者を「お金は大事だが、それ以上に人はもっと大事」

と捉えました。

特におすすめする書籍

今月のおすすめは・・・?

「『エビデンス』の落とし穴 健康にいい情報にはランクがあった?」です。

おすすめする理由

  • 情報の取捨選択全般に応用できる知識が身に付く
  • 事実と筆者の意見が明確に区別されている

エビデンスという言葉自体は医学の世界で使われることが主ですが、本書を読めば医学に関係なく普段のニュース、人の話を聞く耳、見る目を磨くことができます。

また、この手の話では医療従事者だろうと個人的意見と事実がごっちゃになっていることがありますが、本書は事実は事実、意見は意見で区別して述べていたのがいいところだと思いました。

エビデンスという言葉だけだととっつきにくさを感じるかもしれませんが、内容は易しめなので読みやすいと思い選ばせてもらいました。

おわりに

この中に気になった本はありましたか?本は1000〜2000円ほどを払うだけで著者が一生懸命調べてくれたことや経験を知ることができるコスパのいい学習ツールだと思います。全然本を読まないという方も月に1冊からの読書を始めてみることをお勧めします。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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