【たぶん根本原因は別】定年後に破産する人の特徴

まえがき

今日紹介するのはこちらのニュースです。年金の支払い期間が延長になるかも、とか厚生年金の財源を国民年金に充てようとしているとか不安を煽るようなニュースが続く中でさらに追い討ちをかける見出しになっています。

記事中で紹介されている定年後破産の原因と自分の見解

この記事では定年後に破産する原因として3つの共通点があるといっています。

  1. 晩婚
  2. 定年・再雇用による収入減少
  3. 退職金の減少

晩婚

人生をいくつかのライフステージに無理くり分けた時に

  • 生まれてから結婚するまで
  • 結婚して、子供が生まれてから子供が独立するまで
  • 子供が独立してから老後を迎えるまで
  • 老後から残りの人生

こんな感じで分けるわけですがこの枠組みの中で生きた場合、子供が独立してからの時期が貯蓄をする大チャンスなわけです。しかし晩婚化すると本来貯蓄期となる年齢でいまだに子供が大学に通ってたり・・・といったことになって貯蓄できないまま老後を迎える・・・というわけです。

・・・

いや、てことは結婚するまでの期間が伸びるわけだからこの期間のうちに老後のお金を用意すりゃいいだけですよね〜。その期間でパッパラパーとお金を使いまくったのは未来をある程度は見通して生きてこなかった個々人の問題であって晩婚化自体が悪いわけではないと思います。

定年・再雇用による収入減少

言わんとすることはわかりますけど、年収が上がった見合いで生活水準=生活コストを上げた、これまた個人の問題だと思います。子供が生まれたとか結婚したみたいな外部要因は別です。一個人として生きる上でのコストを上げなきゃいいだけです。

極論を言うと自分だけが生きるだけのお金、であれば新入社員の時の給料ないしは国民年金だけでも生きられる水準を維持しておけばこんなことにはならないわけで。

退職金の減少

上記と本質的には一緒ですけど、こんなもんないと思って生活しないと破産するに決まってます。残業代、ボーナス然りです(自分が家計管理する上でボーナスも含めているのは就業規則だかなんだかで最低限いくらは支給すると言うのが決まってる(はず)だからです)。

退職金は泡銭、もしもらえたら遊びのお金に上乗せしようって言うならわかりますがそれがなかったらジエンドというのはまずすぎる。

兎にも角にも身の丈にあった生活

残業代、ボーナス、昇給、退職金、全部当てにすんなっていうのかと言われそうですね。

はいそうです。

100%いくらもらえると確定しているなら別ですが、そうじゃないなら当てにしている自分が悪いんです。そしてそれがなかったら結婚できない、子供を産めないっていうならできるように頑張って稼ぐか国を恨むかのどちらかです。

もちろん自分は国全体としては少子化が解消される方向にいってほしいし、経済的な理由で子供を諦める(諦めさせる)なんてアホな国だと思ってますが、それはマクロな話。これは個人個人が破綻するかしないかのミクロな話なので別物です、この点は何卒留意してもらいたいです。

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