この記事のもくじ
Yahoo!のトップページにこんな記事が
これは4月28日朝のトップ画面です。みなさんは目にされたでしょうか?
ニュースのリンク先はこちらです(ビットコインを法定通貨に 中央アフリカ、世界2例目)。
現在世界の中でビットコインを法定通貨として使っているのは南米にあるエルサルバドルという国だけなので、これで2例目となります。
中央アフリカってどんな国?
中央アフリカと言われても自分はその国の存在を知ってるくらいで、それ以上の情報は何もなし。せっかくなのでどんな国か調べてみました。諸情報は外務省ほHPから引用しました(外務省トップページ > 国・地域 > アフリカ > 中央アフリカ共和国)。
文字通りアフリカの中央
中央アフリカというだけあって本当にアフリカ大陸のど真ん中ですね。
基本データ
人口 | 483万人 |
面積 | 62.3万㎢ |
公用語 | フランス語、サンゴ語 |
宗教 | キリスト教、イスラム教 |
通貨 | CFAフラン(中部アフリカ諸国中央銀行発行) |
対日の貿易 | 輸出:1.48億円、輸入:0.51億円 |
在留邦人数 | 2人 |
日本との関係はかなり薄い印象ですね。
劣悪な経済事情
森林や鉱山などの資源は豊富なようで、アフリカアルアル?な政情不安で経済事情はかなり悪いようです。一人当たりの国民総所得は510米ドルで日本は45000米ドルくらいなので、いかに経済規模としては未発達かがわかります。
エルサルバドルもそうですが、そういう国だと日本のように「現金が安全!」ということは愚か経済活動すら正常にされているかも怪しいので全世界で使われているビットコインに乗っかるというのは考え方として素っ頓狂ではないと言えます。
あとがき
QR決済と同じようにビットコインも普及?
日本はキャッシュレス決済の普及が遅いと言われているのは有名です。これは日本がローテクだからではなく(むしろQRコードの元祖はデンソーなので最先端とも言える)元から現金の信頼性が高いのでわざわざキャッシュレス決済を整備する必要性が薄かったという背景があります。
他方で中国とか他の新興国と呼ばれるような国でキャッシュレスが進んでいるのはその逆で現金が当てにならないから、かつクレジットカードも審査があったりしてハードルがあるのでそれすら飛ばしてQRが普及してるわけです。
自分はビットコインの更なる普及も同じ流れで進むのではないかと思っています。
キャッシュレス決済をするにしたって「じゃあどの通貨で引き落としする?」となったときにその通貨が使い物にならないなら使い物になりそうな通貨を使おうと思いますよね。かといってすでに基軸通貨として普及しているドルや円、ユーロなどにしようもんなら発行主体(アメリカとか日本とか)に依存することになってしまうのでそれも避けたい・・・。
となったときの選択肢が暗号資産ではないでしょうか。これはビットコインでもイーサリアムでもなんでもいいと思いますが、こうやっていろんな国が決済手段として使うようになれば初めてビットコインが単なるデジタルゴールドではなくて決済手段の一つとして普及するきっかけとして作用するんじゃないかなとイメージしています。
なのですでに持ってるビットコインは保有をしつつ、もっと安くなれば買い増したい!というビットコインに対するスタンスは変えずに行こうと思います。