この記事のもくじ
自分はそもそも知らなかった
皆さん、知ってましたか?自分はさっぱり、知りませんでした・・・。ちょっとリッチな飲み物なら180円みたいなのは目にしてましたけどアクエリとかコーラみたいな王道ドリンクは消費税分を除けばこれまでずーっと据え置かれている印象があったのでびっくりです。
自販機の利用自体が「ちりつも」
記事の中で 紹介されている利用者の数自体が少ないのはどうかと思いますが、具体的に利用者の声としてこのようなことが書き記されています。
- 昔は100円を入れてもお釣りがくる時代だった
- 自宅から水筒を持ってきているが、飲みきってしまうと川ざるを得ない
- 仕方なく値上げをしているのだろうが、国はその場しのぎの対応しかしていない。根本的な解決を目指すべき
まず昔と今で物価が違います。それを言ったら江戸時代やら明治時代のそばが「うん十円」 の時代を生きていた人からしたら、今の立ち食いそばだって高級食品です。 昔が100円でもお釣りがくる時代だったからいい、今は悪いと言うような言い方はして欲しくないなぁと自分は思います。
自宅から水筒を言ってこられている方の場合は若干しょうがないのかなあと。どれぐらいの30日含めて多めに持って来れたらいいんでしょうけど運ぶのも大変ですしね。
最後の方が言っている事はよくわかりません。本的な解決とは何でしょうか。今までと同じ値段を維持できるようにすることなのか、 それとも給料が上がるようにすることなのか。少なくとも前者だったら安い= 1番いいと言ういかにも日本人的な思想の人だなぁと思います。
で、 ここからは自分が言いたい事なのですが、この記事で紹介されている方々が自動販売機の値上げのみを指しているのかどうかはともかくとして自販機での10円から20円の値上げを云々言う前に自販機で飲み物を買うこと自体をやめないと、それこそチリツモではないでしょうか。
某ネット掲示板のを立ち上げた方も、YouTubeの配信で「自動販売機で飲み物の購入は、人生の中で数えるほどしかしたことがない」と言っていますよね。そういうことだと思います。
便利=付加価値の認識
飲み物を買う手段は、自動販売機以外にもコンビニやスーパーマーケット、今ではドラッグストアと多岐に渡ります。そして自動販売機やコンビニエンスストアの場合は、スーパーやドラッグストアよりも値段が高いのもわかっていながら皆さん利用されているのではないでしょうか。ではなぜ利用されているのでしょうか。
それはスーパーやドラッグストアに行く手間を省けて、いつでもどこでも好きな飲み物を購入できることに価値を感じているからではないでしょうか。 ちなみにですが、厚切りジェイソンさんはこの逆ですよね。値段が安いことを最優先して、スーパーやドラッグストアに行く手間を惜しまない方だと思います。
以下、自分が独自で調べた自動販売機やスーパーマーケットの設置数、もしくは店舗数です。
店舗 | 自動販売機 | コンビニ | スーパー | ドラッグストア |
店舗数、設置数 | 212万 | 56,919 | 17,099 | 23,572 |
上記の出どころ | 全国清涼飲料連合会 | 日本ソフト販売株式会社 | 日本ソフト販売株式会社 | 日本ソフト販売株式会社 |
日本1㎢あたりの店舗数、設置数 | 5.6 | 0.15 | 0.04 | 0.06 |
日本の国土面積は約380,000平方キロメートルとされています。これをもとにした店舗数もしくは設置数を上の表に書いていますが、今回のトピックス担っている自動販売機の設置密度が圧倒的に大きいことがわかりますよね。
これは、あくまで机上の計算上の話ですが、 均等に、これらの店舗が自分の生活環境の周りにあるのであれば、自動販売機の方が圧倒的に短い時間でアクセスできることになります。すなわち、スーパーやドラッグストアに行く時間を節約できる、その価値を買うために販売価格は高い自動販売機を利用しているというなら充分妥当なお金の使い方だと思います。でも近くにスーパーやドラッグストアがあるなら話は別です。
それに、自動販売機のデメリットは、もし現金で支払ってしまった場合、レシート等のお金を使った履歴が一切残らないことです。現金支払い自体、お金の足跡が残りづらいのであまりお勧めしないのですが、それでもスーパーやコンビニドラッグストアであればレシートはもらえますよね。
なので、よっぽどの納得感を持って利用していない、もしくは他人に説明できるほどの考え方を持っていないのであれば、よろしくスーパーやドラッグストアでまめに買うなどしたほうがいいのかなと思います。