この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『勝間式ネオ・ライフハック100 圧倒的に自由で快適な未来が手に入る!』です。
著者である勝間和代さんは現在に至るまで慶應大学からのJPモルガン、マッキンゼーとエリートオブエリートな経歴をお持ちで(会社名知らんという方は調べてみてください、高収入の筆頭の業種です。超激務ですが)現在はYouTubeやオンラインサロン、講演などがメインのようです。
本書はYouTubeで取り扱ったライフハック=人生を攻略するための方法100個を紹介しています。自分はYouTubeをよく拝聴していたので結果的には読まなくても知ってた情報でした(^^;;
本書の構成は以下の通りです。
- 問題解決・目標達成
- 時間管理
- インプット&アウトプット
- お金
- 思考法
- 人間関係
- 片づけ・料理
- 健康
誰でもできる現実的なライフハック術
上述の通り自分はYouTube動画で既知の内容だったので「こんなのも投稿していたな」という感覚で読了しました。ただその中でも是非共有したライフハック術をいくつか紹介します。
- 問題解決の雛形づくり:大きな問題は小さな問題に小分けする
- 本は全部読もうとしない:大事な情報は全体のせいぜい10%
- 痩せる秘訣はシュガーフリー
- 健康のためにはカフェインもフリーで
- 1日1万歩歩く
こうやってブックレビュー書いていますが、本書で説かれているように自分も全部は読みません。一応レビューするありきで読みますが自分がいいと思ったところ=撮れ高的な成果が早々に見つかれば残りの興味ないところは読み飛ばしています。よって覚えていません。
全部読むのは時間がかかる上に大して必要でない情報まで入るので必要な情報が埋もれる2つのデメリットがあります。
現在の自分の健康習慣の土台は上記内容をYouTubeで見たのがきっかけです。コーヒーは単純に好きなのとコーヒーを飲んだほうが食欲を抑えられるので胃がキリキリしない程度に嗜んでいますが。
1日1万歩生活ははじめて大正解でした。肉体的よりは精神衛生の維持に大きく寄与している実感があります。1日1万歩は無理でも8000歩なら現実的ですし、最近の研究だと8000歩でもいいから大きく歩くことのほうが重要なんて見解も出ているそうです。
サステナブル is the BEST!
この本のいいと思ったところ
- 変化の重要性が前提にある
- マンガ絵があって読みやすい
- 書いてあることは著者自身が実践してきた経験に基づくこと
YouTube動画ではしゃべっているだけなので図表も勝間さん以外に動いているものはありません(猫ちゃんは除きます)。なので耳で聞くだけでOKなら問題ないですがそれだと理解が進まん!という方は本書でインプットしたほうが腑に落ちると思います。
そして肝心の内容は決して高いハードルではなく実践しやすい、続けさえすれば自然と習慣になるものばかりであることも注目です。
格安SIMに変えるだけなら誰でもできますし、手取りからの貯蓄目標も上限2割でいいとおっしゃっています。どこぞの7割だの8割だの言ってる誰かさんとは大違いで実現可能性大なライフハック術です。
どこぞの誰かさん=自分・・・
続けられるから習慣になる
習慣の理想形、それは死ぬまで続けられるものだと自分は思います。
糖質制限、死ぬまで続けられますか?
毎日1時間走れますか?雨が降っても台風が来てもできますか?
年金生活になっても手取りの7割8割貯金し続けますか?(ブーメラン発言)
もちろん、継続できるならいいですが少しでも続かない気がしてるというならそれを習慣にしようとすべきではないと思います。
実行する上でのハードルが高いだけではなくて心理的なハードルも上がります。「朝じゃないとダメなんだ」「糖質は1日20g以下じゃないとダメなんだ」・・・
自分も嫌なほど経験しましたが、無理なダイエットは相応の反動が来て体重もリバウンドしますし、毎朝ランニングも天気悪くなってやめたら運動すらしなくなったりしました。
1日1万歩という目標設定なら朝でも夜でもいいですし歩きでもランニングでもOKです。
という点で本書のライフハック術は無理に習慣にしようと思わなくても生活の一つ一つの動作に自然と取り込める点が良いです。
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中10点です。
この本は次のような方が読むのにぴったりと思います。
- あらゆることで今より明日、明日より明後日いい状態にしたい方
- 無理のない範囲でできる生活の改善方法が知りたい
ここまで教示してもらえたらあとは実行あるのみです。一気に100個やろうとしなくていいし100個真似する必要もありません(自分も意識的にはしてません)。
これは自分に役立つな、そう思うものを活用するだけでも十分変化を感じられるでしょう。