この記事のもくじ
まえがき
今回紹介する本
『「違うこと」をしないこと』です。
本書の概要
エッセイというか自叙伝というか・・・。正直掴み所がない本です。
「違うこと」とは何が正解だとして、それに対して「違うこと」なのか。漠然と気になって自分は読むことにしました。
- 「自分の人生」を生きる
- 対談コーナー
- 時間やお金に関する著者の捉え方
- 著者への質問コーナー
著者が考える「違うこと」をしないこと
タイトルから察するに違うこととは
- 自分がしたいこと
- なんとなく運命づけられていること
に対して違うことではないかと月並みな想像をしていました。
で、おおよそ正解でした。
本来の自分と違うこと
本来の自分とは本書では極端をいうと赤ちゃんのころの自分を指しています。極端と言っていますが過言ではないと思います。
根本的なレベルの性格(人前に出るのが好きとか人見知りとか一人が好きとか)は年齢を重ねてもそう変わらないーーこれは自分でも実感しているところです。
違うことをしてしまうのは外部環境による
では現状自分のやりたいこと、本能から外れたことをしてしまうのが常な理由が何かというと著者は
ノイズ
と言っています。ここからは自分の解釈になりますが、具体的には
- 自分以外の存在(人・会社・社会情勢)
であると思います。コロナなんかわかりやすい例で本能的に外出したいと思っても社会全体でそれを良しとしない風潮があって、外出をやめさせるトリガーになってます。
だからこことどう折り合いをつけていくかが違うことをしないためのポイントなのかぁと思います。
あとがき
スピリチュアルチックな内容もあり、深読みは注意
ぶっちゃけ対談コーナーは別に読まなくてもいいかなと。2つある対談コーナーの後半では前世の話をし始めてて、「これはまともに読んだらあかんな」と思いました。
できるだけ「違うこと」をしないためのエッセンスは多々あり
とは言いつつ、特に質問コーナーなんかは著者自身のノウハウ、つまりn=1の事例に過ぎませんが極力違うことをしない、嫌なことをしない、本来の自分に従って生きるヒントになりうる情報が豊富です。
漠然と「自分らしい人生が送れていないなぁ」と思っているのであればエッセイ風な本で読みやすいので手に取ってみてはどうでしょうか?