この記事のもくじ
まえがき
今回紹介する本
『後悔しない生き方 人生をより豊かで有意義なものにする30の方法』です。
本書の概要
後悔する生き方はしたくないので。後悔しない生き方の本はなんぼあってもいいですね(ミ○クボーイ風言い回し)。
以下は著者の後悔の定義です。
やらない後悔よりやる後悔なんて言いますが、この定義に沿うとやろうがやらまいが同じ後悔というわけ。となると後悔しないための鍵は・・・?
それを本書では5つのポイントに分けて解説しています。
- 自分の思いに素直になる
- 1日1日を大切に生きる
- 現状を打ち破る
- 困難に挑戦する
- 良心に従う
1日1日を大切に生きるために
1ヶ月は1日が28〜31回、1年は1ヶ月が12回、人生は1年がn回。ならば1日1日をきっちり生きることがいい人生につながるのは自明です。
で、1日1日を大切に生きるために実践したいこと本書では6項目紹介しています。全部紹介するのはどうかと思いますので1つだけ。それは
モノに執着しないこと
もので溢れかえった生活をしている方は多数いらっしゃいそうですが、それと後悔に関係があるのか、一目疑問です。本書では理由をこう述べています。
- 私たちが重要だと思っているモノの大半は、本当はそれほど重要ではない
これは納得です。ミニマリストを志向している方もしくは一度ミニマリストを経験した上で多少ものを増やしている方であってもいいのですが、一度ものを減らしてみると本当に必要なものってそんなに多くないことに気づきます。洋服なんかもいい例で、たくさん持ってる割にはいつも着る服は同じってパターンありますよね。
ものが溢れかえっているだけでそこに注意力が割かれて行動力が落ちる、というのはモノに溢れかえっている間は気づかずとも一度減らせばきっと実感できます。
ミニマリスト生活をしている一人としてもぜひモノを減らすトライをして欲しいです。
後悔しない行動選択って難しい
いくら後悔しない生き方を教わって、考えて、行動しても人間は「たられば」を無尽蔵に考える生き物です。後悔を0にするのはもはや不可避と言っていいでしょう。
後で悔いるから後悔。何か行動選択をして結果が出ないと後悔しないで済んだかやっぱり後悔したかもわからないのが難儀なところです。
ちゃぶ台をひっくり返すようで恐縮ですが、読みながら「でも次はここに書いてあることをしただのしてないだので新しい公開も生まれそうだし、現実問題後悔しないって無理よなぁ」とも思いました。
言葉遊びみたいですけど、後悔ってすなわち「(〜〜をしないで)〜〜すればよかった」ですよね。どうせ何したってこう思うならそれを上書きするように「(もっと節約しながら楽しめたかもしれないけど、もっといいスケジュールの立て方があったかもしれないけど)〜〜してよかった」と思える経験を重ねられたらという意識が今はあります。