この記事のもくじ
・いまいち蓄財のモチベーションが湧かない方
はじめに
今回の質問と自分の回答はこちらです。
経済的自由を達成したいと思っている方は達成した後の生活のイメージが湧いていますか?
少しずつイメージを作っています。
今までの日本であれば、60歳で退職して残りの人生は退職金と年金で旅行や趣味に打ち込む悠々自適の生活となる、はずです。が、
「退職したらやることなくて暇」
「年金だけではお金が足りないから結局仕事やってる」
というようなリタイア後の生活に対する理想と現実のギャップに関する声も聞かれます。
65歳まで仕事で時間を費やした方ですら、ということは40歳や50歳での早期リタイアはリタイア〜死ぬまでの期間が長い分、尚更問題になります。
そこで今回紹介するのは次の2点
・セミリタイア後の生活にギャップが生まれる理由
・セミリタイア達成に至るまでや達成後の生活を充実させるための方法(あらかじめリタイア後の生活を具体的にイメージしておくべし)
リタイア後の生活にギャップが生まれる理由
まず、セミリタイアをしたいという方は何を目的に目指しているのでしょうか?
勝手な想定ですが、
・雇われの立場から離れたい⇨時間の自由
・好きなことだけしたい⇨行動の自由
・お金の心配をしないで生きていきたい⇨経済的な自由
という3つの自由を求めて目指しているように思いますし、少なくとも自分はそうです。ということは、この3つの自由のどれかが原因でギャップが生じることになります。
時間の自由
フルタイムの仕事を退職すれば、ほかに時間を生むものはないので、ギャップの原因にはならなそうです。
行動の自由
ここがギャップの原因と思っています。
具体的には
・好きなことはできるけど、生活の張り合いがなくて堕落した生活になってしまった
・やりたいと思っていたことが実はそんなに楽しくなかった、すぐ飽きた
・好きなことを仕事にできる会社がなかった
みたいな実態から「こんなはずじゃなかった」となるように思います。
経済的な自由
好きなことをするために生活コスト以外でかかるお金を考慮していなかった場合は問題になります。
ですが、生活費を賄えるだけの資産を持っているなら生活には困らないし、資産を貯めれるぐらいの方なら生活費以外のコストも検討してリタイアしているはずですので、ギャップが生まれる人は少数だと思っています。
あと、フルリタイアではなくて”セミ”リタイアなので、遊ぶお金くらいは緩く働く中で工面するんじゃないでしょうか。自分もそのつもりですが。
自分がイメージしている達成後の生活
ということで、提唱したいのが
FIRE、セミリタイアしたいなら事前に達成後の生活をイメージしておこう
というもの。
本当は自分が達成後に紹介できれば説得力が増すのですが、達成前の分際で申し訳ないです。
達成後の生活をイメージしておく目的
なんでこんなことをするかというと、
自分が欲しい自由(特に時間と行動)の程度がどれくらいか分かるから。
バケットリスト、やりたいことリストを作られている方なら、既に「リタイア後はこれをするんだ」というのが明確になっているのですが、それを日々の生活イメージに落とし込むことで
「案外自由な日数はなくてもいいな」とか
「やっぱり毎日自由でないとできないな」というイメージにつながります。
ここまでしておけばリタイア後に暇で困るとか、思っていた生活じゃないないなんてギャップは小さくできます。
FIRE、セミリタイア達成後の生活イメージ(自分の場合)
これを機に少し自分でもイメージしてみました。
まず、1日の時間の使い方として2通り
・真面目な活動をする日=ONの日
・比較的緩い日=OFFの日
を考えてみました。
左側がONの日、右側がOFFの日です。
下で紹介したバケットリストを見てもらえば分かるのですが、自分はリタイア後に
・ただ楽しい系のリスト⇨旅行、ライブ
・楽しいだけでなくて役に立ちそう系のリスト⇨情報発信のブログ、なんとか事業など
の大きく2種類やりたいことがあります。前者はOFFの、後者はONのタイムスケジュールで過ごす前提です。
健康第一ということで朝の運動と睡眠時間は共通して配置しました。
次は1ヶ月単位での過ごし方イメージです。
こんなにきっちり分けるつもりはないですが、四国八十八か所みたいな長期日程が必要な場合でなければONとOFFの比率を半々にしたいなーと思っています。
単純にONの日は居住地にいて、OFFの日は旅行しつつノマドワークというイメージです。
もっというとONとOFFの明確な区分けは作らないつもりです。
OFFにやりたいと思っていることも結局は何らか収入を得るためのネタとして使いたいので。
イメージしてみて思ったことは
「社会保障を確保するために週3勤務とかの仕事を探すほうがいい思ってたけど、それだと結局制約あるから完全フリーを目指すほうがいいかも」
「事業チックなことを始めれば自ずと稼ぐなり結果を残すことが必要になるのでダレる心配はなさそう、時間有り余って暇というリスクも考えづらい」
ということです。
具体的な生活をイメージしてみるとお金の事以外でも見えてくることがありますよ。
おわりに
セミリタイア、FIREを考えている方は自分の将来の生活をイメージしてみてどうでしたか?
完全にフリーが必要なら引き続き目指すもよし、週3くらいで働いたほうがちょうどよさそう、でも自分からやりたいことがないなら給料が安くても楽しそうな仕事を探すもよしです。
セミリタイア、FIREの達成には蓄財がマストですが、これがゴールになってしまうとリタイア後の生活が悲しいことになってしまいます。
そんなことにならないよう、まずは生活のイメージ、次にその生活を充実させるために今できる行動の実行につなげていきましょう!
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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!