この記事のもくじ
- 好きなものへの依存が強すぎる方
- 依存しすぎない程度に好きなものを楽しみたい方
はじめに
今回の質問と自分の回答はこちらです。
好きなものとはどんな距離感で接していますか?
ほどほどに楽しむようにしています。
例えばある食べ物にハマって毎食そればっかり食べるみたいな経験のある方はいるでしょうか?
好きなものがあるとついついそれにのめり込みがちになりますが、のめり込みすぎるのは日々の生活全体を通すと考えものです。
そこで今回は、
・なぜ好きなものとの距離感は「あったら嬉しいけど、なくてもいい」であるべきか
・そのような距離感になるためにすべきこと、すべきでないこと
について紹介します。
好きなものとの距離感が近すぎても遠すぎてもダメな理由
あったら嬉しいけどなくてもいい状態、でなければ近すぎるか遠すぎるかのどちらかです。
それぞれ何がよくないのでしょうか?
近すぎる場合の話
これはいくつかあげられます。
- 〇〇依存症になる
- それがなくなった時の喪失感が大きい
- 好きなもの以外が目に入らなくなる
・〇〇依存症になる
自分の場合は依存症とまでは至っていませんが、食べ物に関しては数ヶ月単位で同じものを食べ続けた経験があります。一番ひどいのはココナッツサブレとバンホーテンココアを3ヶ月ほど毎日食べていた時。糖尿病にならなくてよかった・・・。
さて、食べ物なら余計な出費になったり太ったりするだけ?で済みますがこれがお酒だとアルコール依存症、ネットならスマホ依存症にまっしぐらです。
「あったら嬉しい」のがいいのであって「ないのは困る」という状態になってしまったらそれこそ困ります。
・それがなくなった時の喪失感が大きい
昨年いっぱいでアイドルグループの嵐が活動休止しました。ほどよく嵐を応援していた人は他に応援していたアーティストや趣味に移行できるでしょうが、嵐命!ぐらいに応援していた方は果たして立ち直れているのでしょうか、自分には疑問です。
いわゆる〇〇ロスって言葉がありますが、究極言ってしまえば全てのものはいつかなくなるわけです。
なのにまるで永遠に続くように接していて無くなったときに〇〇ロス状態で落ち込むのって自分からすると
「ちょっと何やってるか分からない」です。
・好きなもの以外が目に入らなくなる
これを悪いことと見るかどうかはお任せしますが自分は悪いことだと思いました。
それしか知らないで「最高!」って思うのと色々知った上で「最高!」と思うのでは後者のほうがより好きなものへの愛着も湧くというものです。
日本を離れてみたら日本の良さに気づいた的なのと同じ話です。視野が狭いのはよくないというニュアンスで上げさせてもらいました。
遠すぎる場合の話
これはわざわざ箇条書きするほどの内容もなし。
距離が遠すぎると好きなものに触れられないので楽しくありません。接することができないなら好きである意味を疑ってしまいそうです。
好きなものがあってもなくてもよくなるために
すべきことを紹介します。すべきでないことはこの裏返しなのでご自分で解釈をお願いします。
- 好きなものを数多く作っておく
- 思い切り極端な接し方を経験する
- 好きなものへの期待を下げる
・好きなものを数多く作っておく
応援しているもの、好きなものが沢山あれば一つ一つへの思い入れは分散されます。あなたに10注意力があるとして好きなものが1個しかないのと10個あるのとでは後者のほうが一つ一つへの距離感が保たれます。
・思い切り極端な接し方を経験する
極端な接し方の経験とは、食べ物で言ったら1ヶ月間それしか食べない生活と1ヶ月間全く食べてはいけない生活をすること。
極端を経験してはじめて丁度いい距離感が見えてきます。
・好きなものへの期待を下げる
期待値を下げましょうとは口を酸っぱくして言ってきてますがここでも大事なので言っておきます。
好きなアーティストの話に戻すとどうしてもファンをしていると「毎年ライブをしてくれるはず」「自分好みの企画をしてくれるはず」などとついつい妄想のような期待をしてしまいますが、そうそううまく事は運びません。先ほども書いた通り、いつかは死ぬのでなくなります。
ですから「今年は曲でたらラッキーだな」「ライブはあるかもしれないけど、あったところで中々当選しないから気長に待っておこう」というような一歩引いた見方をしてみて欲しいです。
かえってシングル曲が発表されたり映像作品がリリースされたときの有り難みが増して◯です。
おわりに
じつは今回の話、自分への戒めも込めてます。
聞いている音楽の90%以上は特定の1組のバンドの曲だし、食べ物も「これが自分に合ってるんだ」と思ったものでほぼ固定されています。
でもその一方では「いつかはいなくなるから誰か他に自分好みなアーティストを探そうかな」とか「同じ食べ物ばっかり食べるのは経験が増えないからよくないな」とは思っています。
あれこれ経験したうえで「これが一番いい!」と決断したならもちろんその判断は歓迎です。
ただ少なくとも自分はまだまだなので習慣を改めたいと思いますし、自分と同じような方がいらっしゃったら好きなものとの距離感を振り返って見直すきっかけにしてくれたら嬉しいです。
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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!