この記事のもくじ
タイトルの通りです。
このブログを始めてすぐに来た震災から10年の日。あれから1年です。
この記事では
- 東北地方に関する情報の紹介
- 自分が今年しようと思ってること
を紹介します。
東北地方に関する情報
人口動態に関して
こんな記事がありました。仙台市が震災以降で初めて人口減になったそうです。
また、2021年12月時点の東北6県人口は(各県のHPから引用しています)。
- 青森県:16,779人の減少
- 秋田県:14,764人の減少
- 岩手県:12,439人の減少
- 宮城県:12,791人の減少
- 山形県:13,042人の減少
- 福島県:21,033人の減少
減少自体は少子高齢化なのでやむなしではありますが、社会増減(転入転出)でみても青森がぎりぎりプラスで他はマイナスの実績です(参照:総務省 2021年(令和3年)12月の人口移動の概況)。
少し前向きなニュース
ネットニュースでリアルタイムに見つけて「おっ!」と思ったニュースです。本当にようやくな話です。いかんせん10年以上誰も暮らしてこなかったところからの帰還になるのでインフラ整備をしなおす必要はあるのでしょうが、帰りたい人は帰る、原発が不安なら離れたところで暮らすという選択がより広くできるようになってほしいところです。
手軽にできる東北の応援
自分は2022年最初の記事で宣言していますが、次のアクションを取るつもりだし、一部は粛々とやってます。これを読んでいる方にも実践できるものです。
- ふるさと納税は東北6県オンリーに
- 東北産のものを買う
- 物産展やってたら何か買う
- Yahoo!JAPANが毎年やってるキャンペーンに乗っかる
ふるさと納税する
ふるさと納税の実績が総務省のHPに上がっていますが、ご覧の通りで山形以外はかなり受け入れ額が少ない印象です(総務省 ふるさと納税に関する現況調査結果 (令和2年度実施))。
山形が比較的マシなのはお米が返礼品になっているところで人気なのだと思います。同じ1万円分の寄付でも山形の市町村は軒並みMAX10kgもらえるのに対して他の市町村(特に東北のはそう思う)は8kgとか6kgなので元を取るとらないのドライな話になった時に明らかに劣ってます。
別に否定はしませんが、返礼品目当てでやってる方が主要でしょうし。
東北ゴリ押しの自分としてはよくある肉とかトイレットペーパーをくれる市町村でもいいけど例えば5,000円分くらいの寄付をいろんな人がしてくれたら・・!と思います。
もっというと1,000円分でも2,000分でも大歓迎です。
東北産の〇〇を買う
これは日常的にはできないかもしれませんが、例えば自分の場合は定期的に次のようなものを購入してます。
- 玄米(産地は色々)
- 海産物(ノリとか昆布とか)
- 野菜(今年になって初めて買ったけど、スーパーで買うのと遜色ないお得感あり!)
特に野菜は1月に福島県産の野菜詰め合わせを買ってみたのですが一人暮らしなので2週間は軽く持つようなボリュームでどれも美味しくいただきました。
お値段も2,800円ほどでスーパーで毎週1,000円分くらい買うの考えたら全然OK。
オータムポエムっていうの、初めて食べたんですが菜の花と同じ種の植物らしくて茹でて食べたら超美味でした!
まあ、ここまでしなくても桃の時期になったらスーパーで福島県産を選ぶとか梨の時期になったら宮城県産を選ぶとかで全然OKです!
物産展があったら何か買う
北海道の物産展ってよくやってますけど、自分の感覚だと東北特集のパターンもまぁまぁあります。そういう時に特産品を買ってもらうのでも十分復興応援になります。
人気ということになれば継続的に出品されるし巡り巡って生産者に還元されますからね。
Yahoo!JAPANが毎年やってるキャンペーンに乗っかる
3.11と検索するだけでYahoo! JAPANが寄付してくれるアレです。これなら検索する側は何の金銭的負担も生じずに寄付したことになるので、これぐらいは是非やってほしいです。
自分は毎年やってます。
発信を継続する重要性
よく人の死を説明するときに「2回死ぬ」と言われます。聞いたことあるでしょうか?
- すぐにイメージされうる死(生命活動の終わり)
- 社会的な死(覚えてくれている人が誰もいなくなる)
震災そのものに生きるも死ぬもありませんが、時間が経つにつれて忘れられるというのは何事にも起こり得ます。じゃあそのままでいいかと言ったらそんなことはなくて、忘れられずに応援してもらえる、ひいては活性化するようにするには発信できる人が発信し続けることが超重要です。
じゃあなんで自分は発信しているかといえばお情けではなく純粋に魅力のある地域だと思ってるからやってるだけです。同じ地方同士を比べても東京基準で社会が回るなら東北地方は他の地方(北陸・中国四国・九州)よりも物理的な距離が近い点で大きなメリットです。これからさらに地方移転とか地方移住が進むなら移住先の最右翼になると信じてます。
なのでより魅力ある場所だというのを知ってもらうかじりのかじりのかじり程度でもなれればなぁという思いな訳です。
来年も忘れてなければ発信します。継続は力なりです。