この記事のもくじ
・読書したは良いけど、あまり役に立てれていない方
はじめに
今回の質問と自分の回答はこちらです。
読んだ本の内容をどれくらい実生活に生かせていますか?
10ある内容のうちの2〜3は試すようにしています。
読書に限る話ではないのですが、やって満足見て満足、こんなことしていませんか?YouTubeで痩せる方法の動画を見たけど何もしてないとか自己啓発本を読んだ自分に満足して書いてあることは何もしないとか。
YouTubeは基本無料なのでいいとして読書に関しては図書館で借りない限り出費が発生しているわけですから読んで終わりになってしまうとお金も時間も無駄になるので、読んで終わりはNGです。
そこで今回は、
・やりがちな読書の失敗例
・自分がおすすめする読書方法
について紹介します。
やりがちな読書の失敗例
自分の経験も踏まえて紹介します。
- 全部完璧に理解しようとする読書
- 1ページから順番に読まないと気が済まない
- 読む目的を決めずに「言われたから」などの何となく読書
・全部完璧に理解しようとする読書
これはあるあるでしょう。せっかく買ったんだから漏れなく内容を抑えないと・・・と思うのは自然ですが、本であろうと大事な情報の量はたかが知れてます。極端なこと言えば結論さえ分かればおしまいですから。
全部完璧に理解するのが目的ではないのに、こうなってしまうと失敗まっしぐらです。
・1ページから順番に読まないと気が済まない
物によっては1章から順番に読むのがセオリーですが、オムニバス的な本なら別に最初から読む必要なんてありません。「書き物はこう読むべきだ」みたいなのに拘ってしまうと読むのが億劫になってしまいます。
どうせ金払って読むんですから好きなところだけ読んでOKです。
・読む目的を決めずに「言われたから」などの何となく読書
学校で真面目系な本を読めと言われたらこうなってしまうでしょう。それ以外にも自己啓発本で自己投資!みたいな情報を見て「自己啓発本を読めばスキルアップして年収が上がるんだ」みたいな認識を勘違いしてしまうと、今回のタイトルにもある「読んで終わり」な読書になります。
自分がおすすめする読書方法
先ほどの話を受けて「どうせこれでしょ」と予想のつく方もいらっしゃるでしょう。
- まずは目次を見て興味が湧かなければ読まない
- 興味があっても、理解に時間がかかる場所は飛ばす
- 読んだ後にブックレビューを書く
・まずは目次を見て興味が湧かなければ読まない
先ほどの「全部完璧に理解しようとする」に対する方法です。どんな本でも目次が冒頭に書いてあります。新聞やニュース記事でいう見出しに相当します。
これを見て気になると思えば読めばいいし、気にならなければ読まなくていいです。
自分は読書の目的の1つに語彙力を増やすことがあるので、内容に興味はなくても読み通しますが、結局内容には目もくれないことがほとんどです。
読まない分お金が勿体ないかもしれませんが、読み終わった後に捨てない限りはいつでも読めるし、時間の方が勿体ないので思いきってスキップしましょう。
・興味があっても、理解に時間がかかる場所は飛ばす
では興味があれば時間をかけて読んだらいいかといえばそうとも思いません。
たとえば、自分がこれまでこのブログで本紹介をした中で1冊だけ買うときに興味はあったけど、読んでみたらさっぱりだったのでいい加減に読むのを諦めた本があります。「ヴェーバー入門」という認知社会学の本です。
自分が知識をつけたりしたら後になって読めるようにはなるかもしれませんが、その場で30分も1時間も考えたところでどうせ理解はできないので読むのを諦めます。
学校の勉強方法で「分からない問題はさっさと流して次に進める」のと一緒です。
・読んだ後にブックレビューを書く
本に書いてあることを実行できるできないは本人の行動力だけでなく外部要因(まわりの目、家庭環境の事情など)もあるかもしれません。
が、読んだ感想を書くだけなら誰でもできますよね?小学生ですら読書感想文を書けるんですから。
自分が毎月読んだ本を紹介しているのも自分にとってはブックレビューという位置付けです。
書く内容は
・気に入った言葉の表現
・今まで知らなかった研究結果のデータ
・納得できなかった筆者の主張
でOKです。これなら自分で言葉を生み出さなくても本の中から文章丸コピして、この部分がこうだったと書くだけ済みます。
おわりに
特にブックレビューを書くことは自分の理解を確かめることになるのでおすすめです。
書いてあることを実践に移すありきで読書をしなきゃいけないとは自分は思っていなくて、読んだ上で「知ってたことだし自分には当てはまらないからしない」というのも立派な決断です。
せめて、読んだあとに何もせずに終わりにはならないように何でもいいのでアウトプットをしてほしいなと思います。
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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!