この記事のもくじ
・できるだけ無駄にならないお金の使い方をしたい
はじめに
今回の質問と自分の回答はこちらです。
①自分の中で投資と消費と浪費を区別できていますか?
②投資と消費と浪費のバランスは決めていますか?
①区別できています。
②投資>浪費>消費、消費はできるだけ少なくがモットー
お金の管理をする上で必ずといって意識するのは投資と消費と浪費の違いです。「投資 消費 浪費」と検索をかけると、このような記事もあります。ただ、ちゃんと管理できている方もいれば管理できていない方もいらっしゃることでしょう。今回は、
・投資と消費と浪費の区別の仕方
・投資と消費と浪費のバランスの決め方
について紹介します。
投資と消費と浪費を区別するメリット
まず、自分は投資と消費と浪費の違いを以下のように定義します。
- 投資:金銭的にプラスのリターン
- 消費:プラスにもマイナスにもならない
- 浪費:精神的にプラスのリターン
こうすると
生活のために使っているお金(消費)と贅沢や生活の満足感を上げるために追加で使っているお金(浪費)のバランスが見える化されます。
無駄遣いを減らしたい人は浪費の%を小さくできているか、自分の満足感を高めることだけにお金を使いたい人は投資と浪費の%を最大化できているか、という観点でチェックすればいいわけです。
「浪費の割合を5%とか10%くらいにすべき」などと言われるのは浪費は少なくすべきという考えを根底に持っているからだと思います。でも、支出のバランスを見える化するメリットというのは「支出の削減」という狭い意味ではなく、もっと広い意味で
「自分思い描いている支出のバランスとのギャップを把握できる」だと思います。
自分の満足する生活、暮らしをするのが目的であって、浪費を減らすことや投資ばかりをすることが目的ではないので注意しましょう。
区別の基準とバランス
それでは、自分の中での投資と消費と浪費の定義、一例を紹介します。
- 投資:使ったお金より人的資本=スキル、金融資本=収入を得られる支出。
- ビジネスアイデアを考えるための書籍費用
- 動画投稿やブログのネタにしたり、人脈を広げるための旅行費用
- 消費:生きるのに必要な支出。それがないと日々の生活や健康に支障をきたす支出
- 定期的に行く歯医者の費用
- 必要な栄養を満たすための食事費用
- 浪費:将来的なリターンは生まないが、日々の暮らしの満足感を高めるための支出
- 「きれいな景色を見たい」「気分転換で」という目的で行く旅行
- 普段から仲良くしている友達との飲み会費用
まぁ、定義は他で言われているのと大差ないです。ここで強調させてもらいたいのは
同じ項目の支出でも、どういう思いで使うかで投資にも消費にも浪費にもなり得る
ということです。たとえば同じ食費でも
・投資:ボディメイクに使える商品をおすすめするために自分でためす費用
・消費:生きるのに必要な栄養をとるための手段としての費用
・浪費:なんとなく色々飲んでみたいという興味本位で購入する費用
と、お金を使ったその先をどう考えているかで変わります。
「何のためにこれにお金を使っているんだっけ?」そう考えてみるだけでも後から振り返っても満足できる、できるだけ後悔しないお金の使い方を身につけることにつながります。
バランスについては、投資:消費:浪費=○:△:□であるべきという固定値はありませんが、できるだけ消費を少なく、投資を多くを心がけています。あくまで自分にとって心地よいバランスはどれくらいなのか、現状を見える化した後に考えてみて欲しいです。
おわりに
自分は「経済的自由の達成」を生活の最優先事項に据えているので支出の優先順位は投資>>>>消費>>浪費になっています。
浪費をしたい欲が全然ないのでストレスを感じることはありませんが(むしろもっと投資のお金が欲しい)、普通はそうではないでしょうから、話半分で今回の話を認識してくれると幸いです。将来のための貯めるお金と今を楽しむためのお金をうまくバランスさせていきましょう。
****
以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!