【疑問符のオンパレード】専業主婦になるために必要な夫の年収

まえがき

11月9日にLIFE&MONEYから出ていたこの記事。男女共同参画社会だのダイバーシティだの色々叫ばれる中で、いまだにこんなことを考えている方がいるのかと思います。

とりあえず、記事の概要を共有しておきます。

この記事の概要
  • 子供がいない場合で夫に求める年収618万円を基準として子供が一人増えるごとにおおよそ200万円ずつ増えていく
    • 1人:804万円
    • 2人:980万円
    • 3人:1,200万円
  • ただし結婚適齢期の男性の平均年収は400〜500万円で、子供がいなくても専業主婦にはなれない
  • 子供がいる世帯の平均所得は813万円で増加傾向

自分がその価値に合うかどうか

専業まるまるは女性だけでなく男性でもあり得る話なので性別云々の話はここでは言いません。単純に「パートナーに稼いでもらって自分は専業がいいなあ」と思ってる人に対しての話です。

平均年収が400万円くらいと言われる時代にあって、”所得”(年収じゃないですよ!)の分布はこんな感じです。所得ベースなので額面年収は2割〜3割ましでしょうけど、にしても半分より上の層だってことは確かです。第一、このグラフは世帯での所得なので1人だけの収入で考えたら結局600万円、800万円稼いでいる人すら貴重と言うことに。

でですよ。アンケートで聞かれて答えるのは勝手にすればいいですが、相応の年収を要求したってことは、自分もそれに相応しい人間であると言う自覚がきっとあると思うのですがどうでしょう?

例えば年収上位10%に入っている人と結婚したい!と思うのであれば、自分も何かしらの世界で上位10%に入るくらいの何かを持っていないと釣り合いが取れませんよね?相手こそ「自分は上位10%なんだからそれに見合う人じゃないと結婚しないぞ!」って思ってることでしょうし。

何が言いたいかというと以下の2点。

  • 自分が平々凡々なら相手に過大な要求はするな。相手に要求した価値を自分を持ってるかどうか
  • 相手に稼いでもらうんじゃなくて自分で稼ぎましょう

なんどでも言ったろうかと思ってしまいます。都合のいいとこだけ男女平等とか言っといて、かたや「専業が〜」っって希望をするのは、希望するの自体は自由ですけどどうせなら実現可能性がある程度にした方がいいんじゃないかと思うのです。

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