この記事のもくじ
今回紹介する本
『50歳すぎたら「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」でいこう』を紹介します。
この手の啓発本って「何歳を過ぎたら〜〜」という年齢がよく枕詞に出てくるのですが、個人的には年齢関係なく大事じゃない?と常々思っています。だから読んでいるわけです。
とはいえ本書では「はじめに」で、「50歳以降、とくに仕事から離れてからどんなふうに生きるかは、きわめて重要なテーマになってきています」と断っていますので、著者なりの意図があって50歳という数字があることも併せて申し添えておきます。
3つの言葉で人生の困難を乗り越える
本書のタイトルである「まあ、いいか」「それがどうした」「人それぞれ」、これがそれぞれ50歳以降の生き方を決める上でなぜ重要なのか次のように解説されています。
まあ、いいか
達観、諦めの意味として使われています。
ただしこの意味は断念する方ではなくて、クヨクヨしたり悩んだりしている時間があるならさっさと「まあ、いいか」で次のアクションに進みましょうということです。
実際はクヨクヨしたり悩んだりするような状況の時に「まあ、いいか」なんて言ってる余裕はなさそうですけど!
それがどうした
まあ、いいかではスッキリしない人のための言葉、それが「それがどうした」です。
もはや開き直り。本書で書いてるように命まで取られることはそうそうないけれど、やっぱり困難な状況にあって「それがどうした」もないでしょう。特に仕事とかなら尚更。もし周りでこれ言ってる人がいたら「自分がやまないように言い聞かせているなら全然いいけど、それがどうしたじゃないやろ笑」と突っ込んでしまいそうです。
人それぞれ
これだけは上2つと違いますね。よくやってはいけないと言われる「他人との比較」に関するものです。
これ以上はないですね。でも、組織にいて比較したくなくても他人が比較してくるケースもあるので非常に厄介者です。
これらの言葉は困難なことがあった時、何か気が滅入るようなことがあった時のお守り言葉的に頭に入れておいたらいいかなと思いました。癖みたいに使っていたら自分の気は楽かもしれないけれど、他人からしたら無責任感たっぷりの人として認定されること間違いなしです!!