この記事のもくじ
- 楽天証券で毎月33333円のつみたてNISA設定をしているかた
- できるだけシンプルなつみたて設定にしておきたい方
はじめに
まず投資に適した?証券口座といえば主に以下が挙げられます。
- 楽天証券
- SBI証券
- マネックス証券
この大々々前提のもとに解説されているのは
つみたてNISAの設定方法
です。
まぁまぁ広まった制度なのに未だに需要があるのかと思っています。YouTubeでもこれでもかってほど設定方法に関する動画が上がってますよね。
なのですが、よく見かける設定方法だと若干ながら非効率に自分は思っているのです。
そこで今回は、よく紹介されている方法が自分にはしっくりこない理由と自分がどう設定しているかの2点を紹介します。
よく紹介されているつみたて方法
毎月33,333円
よく紹介されているのはこれです。
これはつみたてNISAの設定方法に次の特徴があるからでしょう。
- 年間のつみたて金額40万円を12ヶ月で割った場合33,333円
できるだけロスなくしようと思うとこうするのは分からんでもないです。あと、ドルコスト平均法は毎月同じ額がミソなので、ベースは2万円で残りの16万円分をどっかでドカンというのは全然毎月一定額じゃありませんからね。
毎月33,333円への違和感
この設定だと12ヶ月で399,996円となり確かに枠を目一杯使えている、ようですが正直設定方法としてはダサいと思っています。理由は以下です。
- 結局端数は存在する
- 投資金額が細かい
- カード払いする際のポイント還元でロスが発生する
結局端数は存在する
例えば積み立て上限の金額が48万円とか36万円のように12ヶ月で割り切れるならスポット購入の設定は不要と思いますが、いかんせん40万円という微妙な金額。
どうせ端数が存在するので、枠を使い切るなら毎月の基本設定をいくらにしようがスポット購入の設定もする手間は同じです。
毎月定額を守るのは大事だと思いますが1円単位でこだわる意味があるんだろうかと自分は思います。特定口座でも投資する方であればそこと辻褄合わせて全体の投資金額を毎月平準化すればよろしいかと。
投資金額が細かい
これは自分の好みの話なのですが、定期設定する金額が1円単位になるのは家計管理上の見栄えが悪くて嫌いです。
どっちみちスポット購入をしているので投資金額は1円単位になるのですが、毎月設定金額としては
- 30,000円
- 33,000円
のほうがスッキリしていいと思いませんか?
カード払いする際のポイント還元でロスが発生する
楽天証券だと楽天カード払いで月5万円までの支払いで500ポイント貰えますが、上記のような設定+特定口座で16,667円のカード払いつみたてとすると
- 33,333円の支払いに対して⇨333ポイント
- 16,667円の支払いに対して⇨166ポイント
で1ポイントだけですけど損します。上記とかぶるのですが、カードの利用明細が
- 33,333円
- 16,667円
になっているのと
- 33,000円
- 17,000円
では明確に後者のほうがキリがよくて好きなのでこの設定が嫌いということです。
自分のつみたてNISA設定
ということで自分は以下のように設定しています。
- 毎月つみたて:33,000円(年換算396,000円)
- スポットつみたて:4,000円
これで年間40万円枠を綺麗に使い切ります。また、カード払いは特定口座枠で5万円分使い切るのでカード払いの還元も無駄なく受けられているというわけです。
こっちのほうが「綺麗」なんだけど、なんでみんなして33,333円という設定を進めるのかようわかりません。
とはいえ、まずは始めることから
細かいところにケチをつけるような記事でございましたが、それ以前に大事なのは投資を始めることですね。単純にお金を増やすという目的だけでなく
- 自分の持っている資産の価値は変動することを実感できる
- 1種の社会貢献(お金を”回す”)になる
という価値があります。現金(現預金)だって実際にはインフレした場合は価値が目減りしてデフレした場合は増えますが、1万円は1万円のままで絶対値が変わらないので1万円というお金の価値が変わっていることに気づきづらい面があります。
「まだ何も資産運用なんてはじめてない」というあなたは
まずは投資(資産運用)を始める。
どうせ始めるならつみたてNISAで始める
この2本立てで上記メリットを感じてもらえたらと思います。その際に自分の設定をパクってもらえたら尚嬉しいです。押し付けがましいですね・・・。