この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『SLEEP 最高の脳と身体を』です。
人生の中で1/4〜1/3の時間を費やすのが睡眠、というのは有名というか自明がすぎる話です。この時間がいいものになるか悪いものになるか起床している残り時間の良し悪しにも大きく関わってきます。
タイトルのまんまです。最高のコンディションに自分を保つための睡眠をするにはどうしたらいいか、そのための本です。
- 睡眠の役割
- 睡眠ホルモンの影響
- 電子機器の影響(「スマホ脳」と似たような話)
- カフェインは何時まで?
- 寝る時の最適体温
- 睡眠のゴールデンタイム(有名ですね)
- 腸内環境
- 寝る環境の整備
- 夜の営みは睡眠にプラス効果??
- 寝るときはとにかく遮光
- 熟睡の必須条件は運動
- スマホはそばに置いとくのもNG
- 脂肪を落とすと熟睡?
- 睡眠のためのお酒との付き合い方
- 寝る時の姿勢はどうすればいい?
- 考え事をしない、マインドフルネス
- 健康のためのサプリの位置付け
- 睡眠のためには朝型、夜型どっちがいい?
- マッサージを受けると睡眠に◯
- 寝間着はどう選ぶ?
- 自然の中に身をおこう
鉄板以外で自分もお薦めしたいもの
寝る前はスマホを触らないとかコーヒーは遅くまで飲まないほうがいいというのはあまりにも有名なので本書の内容として触れるまでもないかと思います。
よってここでは敢えて鉄板以外の要素で自分も実践しているものを紹介します。
- 寝る時の枕の高さを高くしすぎない⇨背骨に負荷がかかる/li>
- 早起き⇨本来の体内時計にできるだけあわせた生活
- 自然に触れる=アーシング⇨血流が良くなる(個人的お薦めベスト))
- 締め付けない服⇨リンパの流れが悪くなる
自然に触れたら健康的というのは科学的にどうなのかはまだまだこれからだと思いますが、定性的には変な違和感が解消されるので気分転換になるのは確かです。とはいえ裸足で歩くわけにもいかないので
- 朝散歩は土の上を歩くようにする
- 休みの日は公園で木や土に触れる
これぐらいにとどめています。実はアーシングは気軽にできるグッズがあるのですが、電源繋いで使うものなのでいかにも人工的な感じがして忌避しています。
興味のある方は「アーシング マット」とかで調べると出てきますよ。
睡眠と活動は相互作用
この本のいいと思ったところ
- エビデンスセットで21個も良質な睡眠得るための方法を知れる
- 睡眠のことはこれ一冊でOK
健康に関する本の中にはある切り口で食事・睡眠・運動に分けて書いている本がありますが、どうしても内容が浅いというか「そんなの知ってるわ!」というレベルの情報量しかないことがあるので考えものです。
その点本書はひたすら睡眠に特化しているので読んではずれになることはありません。海外の原著であることもプラスかと。
本書の内容に関連して思ったこと
てことは健康にストイックになりすぎてもよくないからゆる〜く生活した方がいいですね!ということは流石にないか・・・。
いい睡眠をしたかったら程よく疲れた方がいい=それなりに活動していることになりますし、その逆も成立しますよね。鶏卵問題みたいですが、どっちが先かと言われれば実はどっちも先。
・いい睡眠⇨いい活動ができる一日
・いい活動⇨いい睡眠につながる疲労感
いい睡眠を取ろういい睡眠を取ろうと意識しなくても、堕落しない1日を過ごしておけば勝手にいい睡眠になるし、いい睡眠になれば次の日の活動を全力でできるしで正のスパイラルに入れます。
睡眠のことを気にするよりも充実した日を過ごそうとするのが自然と本書に書いているようないい睡眠のための行動に繋がるんじゃないかなと思います。
疲れてるのにわざわざスマホ見てリラックスしようとする人なんていませんよね?
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中10点です。
この本は次のような方にお薦めです。21個全ては実践できていませんが、半分くらいできるように改善頑張ってみようかな〜。
- 睡眠の質を向上させたい
- カフェインとかスマホは既に気にしているけど他の観点も欲しい