この記事のもくじ
ボーナス貰えたら何に使いますか?
そもそもどれくらいの人が貰えているのか問題
厚生労働省が出している「毎月勤労統計調査」によると2020年年末の一時金(いわゆるボーナス🍆)が支給された事業の割合は69.8%。
従業員数別の支給割合も出ていまして、従業員数が多い≒大企業ほど支給率は高い結果になっています。まずはこれを読んでいる方がこの支給されている側であることを願って進めていきます。
自分が働いている会社ではボーナスも労働条件に入っているので1円も支給されないことはない(じゃないと契約違反だから)ですが、金額が大きく変わるところなので家計管理じょうはあてにしないようにしています。
最新の調査結果によると・・・
この全体の7割弱に入った幸福な皆さんはどんなものにボーナスを使っているかというと比率が大きい順に
- 貯金・・・37.8%
- 旅行・・・6.7%
- 食べ物・・・5.3%
- 外食・・・4.9%
- 財形貯蓄・・・3.7%
となっています。圧倒的1位に貯金が来るのは日本の現実思考が現れています。
また、初めて投資信託がトップ10に入ったとのこと。年々割合が増えており、日本経済としてお金を回す方向に動きつつあるのはいい傾向だと思います。
(出典:株式会社 ロイヤリティ マーケティング)
自分のボーナスの使い道は・・・!
さて、自分はありがたいことにもらえる側の一人ですが、何に使うかというと、そう!
VOO
です。投資を始めるようになってからは毎回VOOを購入しています。
以降はいくら買ったのか、購入の位置付けを示します。
ボーナスとはVOOの購入資金
購入した証拠はこれ!
今回は11口、524,833円のお買い上げです。
ここで改めてVOOとはなんぞやを示しておきます。
- S&P500という米国企業500社の株価指数に連動する上場投資信託
- 経費率は0.03%(最安of最安)
- 運用資産額は27兆円
- 配当利回りは1.26%(税込)
11口って超中途半端ですが、これは元々159口持っていたのでキリよく11口!という思いからです。
また注意事項として「じゃあ52万円もボーナス貰ったのかよ」って思われるかもですが(残念ながら)そうではありません。ボーナス+現預金の切り崩しで購入しており、来月以降の投資信託購入額で調整して現預金額をもとに戻す計画です。
これで何が変わる?
VOOは高配当株ではないので劇的にキャッシュフローがよくなるわけではありません。
ただし上記で説明の通り、わずかながら配当をもらえます。
今の利回りだと税引き後で資産額の1%分なので今回の購入により年間約5,000円の不労所得増加となります。
たかが5,000円と思うか5,000円もと思うかは人それぞれですが自分にとっては十分な積み上げですね。
もしFIREした場合にはVOOの配当金でキャッシュ比率を高めていく計画なので今のうちに元本を積み上げているという感じです。
もし暴落したらどうすんの?
放置です!
10年後、20年後にならないと取り崩すプランもないですし、せっかく配当金というお小遣いをもらえるキャッシュマシーンなので手をつける必要がないですね。
配当金というお小遣いをもらう経験
お金を使ってお金をもらう仕組みを知ると考え変わるかも
自分はほぼ投資に資産を全振りしていますが、人に強要する気は一切ありません。自分のケースだとリスク許容度が高いからそうしているだけですね。
ただ全部貯金に回すとか財形貯蓄に回すというのは非常にもったいない・・・。
10万円でもいいのでVOOとかAGG(アメリカの優良債券を集めたETF)を買うだけで年間1,000〜2,000円の配当(利子)をもらう経験をしてほしいのです。
これに対して「たかだか1,000円」と思ったそこのあなた。
現金は年間でいくらお金を産んでくれますか?
もし長期的に使わないことが確定しているなら、VOOやAGGが一切値段変わらないとしても
- 現金が産んでくれるお金・・・10万円*0.001%(普通預金の利率)*10年=10円
- VOOやAGGが産んでくれるお金・・・10万円*1%(配当・分配利回り)*10年=10,000円
これでも現金の方がいいと言うでしょうか?
比較的すぐに使うお金だとか、緊急用のお金なら別ですが、そうでない「死に金」なら少しでもお金を産んでくれる資産を買う検討をお勧めします。
高額を買う必要はなし!
とはいえ、資産額自体の値下がりや配当・利子の減額リスクは当然あります。
自分が強調したいのは貯金以外の選択肢もあるよということなので少しでも興味が湧いたのであれば、まずは1口から購入して1年間持ってみてください。
お金の使い方を根本から考え直すきっかけになると思います。