この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『ホントの勉強30の法則 結局、なにが人生の役に立つのか?』です。
人生の役に立つこと、調べてやってみても上手く行かないものです。前提となる環境や周囲の人の変化があるためです。真似しても再現性がないものが「役に立つ」ことではないかと自分は思います。
本書もこのようなタイトルではありますが、あくまで著者の経験で役に立ったことをつらつら紹介しているだけで済んでバイブルにはならないことをあらかじめわかっておいてください。
- 資格勉強
- 業務スキルを上げる
- 社外との関わり
- 誹謗中傷との付き合い方
汎用そうな著者の経験はこれ
タイトル通り30個紹介ありますが、あまりにもニッチというか本当に著者と同じ経験を踏んでいかないと再現されないようなものも散見されました。
ということでここでは比較的多数に当てはまりそうなものを抜粋します。
- 誰かからの期待に100%応える必要はない
- 一つの会社に依存しない生き方
2つだけかよ・・・と思います?自分はそう思いました。30個書いてることは役に立つことというか「著者がある経験から学んだことor教訓」なのでイコールじゃないんですよ。
感想みたいになってますけど「だから何?」と思わざるを得ませんでした。
結局、役に立ったかどうかは後付け

この本のいいと思ったところ
- 著者の経験はわかる
ぐらいです。自己啓発のジャンルのはずなのですが、自分語りが多くてもはや自伝や自叙の領域なのでジャンル違いじゃないかって思います。
本書の内容に関連して思ったこと
著者が自らの人生で導き出した30個すら最初からそうすることが役に立つというかは後から振り返ったら役に立ったわ、というお話です。最初から役に立つことが確定するなら自分がやることなすこと上手く行かないとおかしいですが、そんなことはありません。
結局はそのときどきで自分がこうしたい、こうした方がいいのではないかと考えたものを粛々と行動に移すしか答えは見つからない、そう思います。
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中6点です。
この本は次のような方におすすめです。が、話の世界が狭すぎるので著者の半生が書かれた本ぐらいに捉えておくと良いでしょう。
- 他人の例でも役に立ったことを参考にしたい