この記事のもくじ
まえがき
今回紹介する本
『図解 脳に悪い12の習慣』です。
本書の概要
脳に悪いとは脳の機能が落ちることを指しています。集中力がなくなる、記憶力が落ちる、興味関心を持てなくなるなどです。
本書は脳の機能を存分に発揮させて生活するために「した方がいいこと」ではなく「しない方がいいこと」12個にスポットライトを当てています。何かをするときにどうやったらうまくいくかではなくてどうやったら上手くいかなくなってしまうかを知った方が良いのは常套な手段ですね。
- すぐ「おもしろくなさそう」と思う
- 「面倒くさい」が口グセ
- 何でも言われた通りにする
- ・・・
実感ありな脳に悪い習慣
悪いとわかってるけどやっちゃうのは「身体をあまり動かさない生活」と「ラクな姿勢」の2つです。「脳を鍛えるには運動しかない」があるように運動と脳の機能は密接にリンクしています。その点でこの2つは真逆にある行為なのは間違いないです。
本書では意識してする運動の導入、姿勢の保持を訴えていますが、自分はそれ以外のところも大事だと思ってます。要は意識した運動以外の時間の体の動かしようとか姿勢のことです。
自分は毎日決めた歩数歩いていますが、それ以外の「運動してるぞ!」と自覚がない時はどうかというと立ちながらPC作業している時もあれば寝っ転がりながらユーチューブと言うことも。これダメなのはわかっててもついついやっちゃいます。
大学生なら長期休暇、社会人ですら日々の忙しさから「長期連休は〇〇するぞ!」と思っていてもなお連休の後半ぐらいにはすっかり堕落した人間が完成する始末です。
自分はインドアだと言う自覚があるなら運動の前に家事を毎日する、というレベルでもいいと思います。とにかく手足が動いている時間を多く取るのが肝です。
本書の言い換えだけど、これも是非
やりたいことを我慢してやらない
本書では「やりたくないことを我慢して頑張る」はいけないとしています。これの逆バージョンも大事な要素だと個人的には思います。それがこれ。
やりたいけどやらないことが習慣化してしまうと日々の生活のモチベーションが湧きませんし、やりたいこと、目標を探すことも放棄する恐れがあります。
やりたいことのために少々面倒なことってどうしてもありますよね。でもやりたいことのためなら多少の我慢はできると思います。大きな成果(満足感)のための小さな我慢といったところでしょう。でもやりたいことを我慢するメリットというか意義ってやりたくないことを多少我慢して頑張るのと違って実入りが一切ありません。
なので時間、金銭の制約はもちろん考慮しないといけませんが、それさえクリアできるならやりたいことを我慢してやらないってのはやりたくないことを頑張るよりも辞めてほしい行動だと思います。