この記事のもくじ
インテリ系海外出身タレントの元祖!?
『パックン式 お金の育て方』を紹介します。
直近発売されたお金の本で、めっちゃ売れてて、インテリ系の海外出身のタレントさんが著者といえば厚切りジェイソンさんですが、同じジャンルの元祖?といえば厚切りジェイソンさんではなくてパトリック・パーランさん、通称パックンですね。
一応パックン・マックンというお笑いコンビを組んでいて、事実上活動はしていないに等しいですが、芸人というのも厚切りジェイソンさんと共通していますね。
先月に読んだ本でも、元はと言えばパックンが書いてくれている!という期待を持って読んでいたけど実際はオムニバス形式でがっかり・・・というレビューをしていましたが、今回は正真正銘です。厚切りジェイソンさんの方の著書は読んでいませんが、YouTubeなどで拝見している限りの主張を見ている限りは、それとパックンのお金に関する向き合い方は結構違っているところもあって非常に面白く読ませてもらいました。
本書の一部内容
パックンといえばハーバード出身の超頭のいいかたというのが10年前、20年前から持ち続けている印象ですが、若かりし頃は生活するのもやっとという家庭環境だったそうで、この点は厚切りジェイソンさんとお金に対するスタンスが固まる上でのバックグラウンドがまず違うなと思いました。
そんなパックンはお金をどんなふうに捉えているのでしょうか。いくつか本書の中から抜粋します。
- お金の役割:卑しいものではなく、社会を良くするためのもの
- お金を増やす目的:お金を気にしない状態を作るため
- 1円の節約は1円の儲け
厚切りジェイソンに負けず劣らずな節約メインの考えを持たれているなと思います。
個人的に面白いと思ったのは一般的には生活防衛資金と呼ばれているものを「エマージェンシー資金」と「そのうち資金」に分けていること、暗号資産のことをこっぴどく批判していたことですね。自分も持っているあのコインのことを〇〇コインと読んでいること(しまいには資産ではなくクリプトであることを強調笑)、FIREの略を
- Financial
- Independence
- Relax
- Early
にしていたことです。やはり、仕事ができてそれこそFIREできるような方というのはRetireには興味がないんだなというのがわかりますね。逆に仕事ができない、ないしは年収が低い≒Retireする方のFIREには程遠いような生活をしている人たちほどFIREに憧れを持って生活をしているというのは非常に皮肉が聞いた話ですよね。
自分もREには興味がありませんがRelaxした状態で仕事ができるようになるというならそれも悪くない話です。Relaxの方のFIREをこれからは目指すことにしましょうか!