【2023年読書レビュー050】自分を動かす方法

the自己啓発本

『科学的に証明された自分を動かす方法』を紹介します。


自分で自分を動かす。どういうこと??って思いますが、実のところ自分という肉体に行動を呼びかけているのも自分自身。だから今生きている人で自分で自分を動かしていない人はまぁまずいないはずです、いないはず。

ただ自分を動かすと言っても、自分にとって都合が良ければ動かしやすいし、ダイエットみたいに苦痛を伴うものだと気持ちとしては「痩せなきゃ」と思いつつ「動きたくねぇ」ともなります。こういう時に自分を動かせるか否かで違いが出てきそうです。目標に向かって頑張れるか否か、自分にとって狙っているゴールを達成できるか否か。

本書では自分で自分を動かす方法を解説しています。モチベーションが湧かない、なかなか行動に移せない・・・。そういう人にとっては一読の価値ありです。

目標に向かうモチベーションの維持の仕方とは

自分で自分を動かす方法は本書で4つのステップとして提示されています。これが大枠の結論というわけです。

  • 目標選択
  • 現状から目標到達に至るまでのモチベーション維持
  • 複数の目標を並行処理
  • サポート利用

自分はこの中だと2つ目のモチベーション維持が特に肝かなと思ってます。目標設定することは日常生活でも仕事でもよくやってることだし、マルチタスクもそこそこに経験がある、人に頼るのは変なプライドさえなければこれまた日常的にやってること(お願いしていること)だと思います。

その根底にあるのがそれらをするためのモチベーション維持にあると自分は思っています。やる気なかったら行動に移りませんので。じゃあ具体的にどうすればいいかというと以下を実行することです。

  • 進捗管理(蓄積型とオールオアナッシング型の目標によって異なる)
  • 進捗の捉え方は「も」ではなく「しか」
  • はじめと終わり以外のアクションの位置付けを工夫する(スタート起点かゴール起点か)
  • ネガティブなフィードバックから学ぶ

意外だったのは割と悲観側にものを見ることが行動する動機づけになるという見解であることです。自分は「こんなに進んでいるからさらに頑張ろう」と思うタイプなので「これだけしか進んでない」となるとそりゃ目標達成のために頑張らないといけない感は強まる一方で目標達成するまでの小さい達成感はおそらく皆無だろうなぁと想像します。

あんまりそれは好みじゃないですね、個人的には。科学的にはこれがいいんでしょうけど、自分はこれとは違う形でモチベーション維持をしていこうと改めて思えました。

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