医療費事情、改善するなら?

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この記事の位置付け

ついこないだ日本の医療費事情を紹介する記事を書きました↓

日本の国民医療費の実態は?

医療費全体のうち税金から支払われているのは約10兆円と国家予算の10%程度に至っています。これから少子高齢化が進むと年金財政だけでなくて医療財政も崩壊する可能性はあります。

ということで今回は完全に意見でしかありませんが医療財政を改善するなら、というifの話をします。

改善するアプローチ

医療財政にしろ年金財政にしろ、家計に例えると

ほかの収入が少ないせいで出費(税金での負担)が多い状態だと言えます。国からしたら。

ということで方策としては自然とこうなります。

  1. 他から税金をたくさんとって原資にする
  2. 保険料引き上げor保険料軽減の条件の厳格化
  3. 自己負担の割合を高める
  4. 高価な治療は保険適用外にする

以下、各方向性について私見を述べます。

他から税金をたくさんとって原資にする

結局は国民から徴収する話ですがどこから税金をとるかで負担を被る人が変わります。

  • 消費税:みんなで負担
  • 所得税、住民税:たくさん稼いでいる人が負担
  • 法人税:企業が負担
  • タバコ税、酒税など:左記娯楽に興じている方が負担
2019年の消費税増税
ちなみに2019年の消費税率引き上げの表向きの目的はこの社会保障の持続化と謳われていました。本当かどうかはおいといて・・・。

保険に入っておくことでの恩恵を受けるのは何か病気や怪我の治療を受けた人だけなので、この方向性でするなら最後のたばこ税や酒税のように将来的に医療保険のお世話に預かりそうな人から徴収できる項目にするしかないと思います。

誰でも対象になる年金のための消費税増税なら納得ですが、治療を受ける人しか恩恵のない医療のために全体から徴収するのは違うかなと。

保険料引き上げor収入に応じた保険料軽減の原則撤廃

これも広く薄く徴収するという意味では良い手段です。自分はどうせやるなら後者にして欲しいです。前者は現役世代やたくさん稼いでくれている高齢者の負担をますばかりで不平不満のたまるもとです。

これをやってどれくらい財源確保できるかは試算していませんが、特に後期高齢者医療制度の保険料(均等割)について、国民年金しか受け取っていないくらいだと年間2万円程度なところを一律45116円払ってもらうようにすれば良いと思います。

※7割軽減のところはさらに8.5〜9割軽減にする特例があるらしく、これのために606億円かかっています。この特例をなくすだけで606億円は浮きますし、さらに一律5割負担とかにすればさらに1000億円くらいは捻出できそうです。

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もし自己負担の割合を変えないなら最悪医者にかかったときの負担は変わらないので安心感は確保できます。

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自己負担の割合を高める

上記で言っといてですが、均等割の部分の軽減撤廃よりもこっちをダイレクトでやってもらったら良いかなと思います。つまり、

後期高齢者医療制度の対象である75歳以上の「収入に応じて1〜3割負担」となっているところを全員3割負担にするということです。

2018年時点の75歳以上の医療費合計は16.5兆円。自己負担は1割の人もいれば3割の人もいればだと思うので全体として2割と仮定すると一律3割にすれば1.6兆円浮きます。

これで国会財政の抜本的な改善になるかといえばまだまだで、さらに現役世代の負担を高めるといった策もいるでしょうが、後期高齢者に手を打つ前に現役世代を苦しめるのはもうやめて欲しいです。

高価な治療は保険適用外にする

2年前の古い記事ですが、毎日新聞のネット記事で白血病治療薬で原価が3349万円するものが保険適用になったというニュースがあります。

現役世代ならこのうち3割・・・のと思いきや高額療養費制度があるので年収に応じた上限額しか支払いません。となると残る分は保険料と税金で賄わないといけません。

そこで言いたいのは極端に高い薬価のものは保険適用外にするとか自己負担の割合を上げる(高額療養費制度の適用外にするとか)必要があるのではないかということです。

加えてただ生かしているだけの治療(例えば他国なら無理に延命させないのに日本では延命させているケース)の治療費を上げるといった策もあろうかと思います。

自分はまだ高齢者となる年齢には程遠いですが、「なんでお前のために高い保険料を払わないといけないんだ」と後ろ指をさされるような状況になるまで生きていたくはありません。ピンピンコロリが理想です。

できるだけ受益者負担の方向で

要約するとこれです。

本来物やサービスへの対価=お金を払う人はその物やサービスを受ける人です。そうあるべきです。

自分から望んでい流場合はともかく、他人が欲しいものやサービスを受けるために自分のお金を出す人はいるでしょうか?もしくは自分のお金が使われることを望む方はいるでしょうか?

流石にいないでしょう。

もちろん保険はみんなで助け合いの側面があるので保険料を支払うことにはなんとも思っていませんが、あまりにも一部の人だけが恩恵を受けてそれ以外の人は払い損(払い損という意味では年金より深刻)なのはどうかと思います。

特に医療に関しては前提の記事でも述べたとおり高齢者世代の

医療費がたくさんかかるのに前もっての保険料も大して納めず自己負担も少ない

のはバランスが悪すぎます。これは制度を作った国の責任ではありますが。

さっさと国には制度を見直してもらって全員から集めた税金は国の発展とか安全につながるような使途に使って欲しいと思います。

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