投資信託は全世界株式or先進国+新興国?

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この記事はこんな方向け

  • 投資信託を買う時に先進国と新興国をそれぞれ買うか全世界1本買うか迷っている方
  • できるだけ手数料を安く投資信託を購入したいと思っている方

はじめに

投資信託を購入する際には大きく次のような選択肢があります。

  • 米国
  • 先進国(日本をいれる場合と入れない場合あり)
  • 新興国
  • 全世界

投資の基本は長期・積み立て・分散ですが、 このうち究極の分散は世界中に投資することです。そうなると選択肢としては

  • 全世界株式の投資信託のみを購入する
  • 先進国と新興国の投資信託をそれぞれ購入する

の2つがありますが、こんな疑問を持ったことはないでしょうか?

「1本買うのと分けて買うのでコスト差はあるのかどうか」

自分は現在持っているemaxis slimシリーズで計算したことはあったのですが他のシリーズは見たことがなかったのでいい機会と思いまとめることにしました。

基本情報のおさらい

低コストで有名な投資信託のファンドとしては次があります。今回はこれを対象に全世界を買うのと分けて買うのでコスト差がどうなるかをチェックしてみます。

  • emaxis slimシリーズ
  • ニッセイ〇〇
  • SBI(通称雪だるま)
  • たわらノーロード

そもそもこれらの違いを気にしたことがない人ならどれ買っても一緒でしょと思われるかもしれませんが、厳密にはベンチマークとなる指数が異なります。

日本の株ならTOPIXと日経があるのと一緒です。

SBI以外はどこも一緒なのが面白いのとニッセイはなぜか全世界を組むときにGDPで加重平均をとっているのでやたらと新興国の割合がでかい(他は10%くらいなのに41%)のが相違点です。

FTSEグローバルは中身を見るとCRSPのUSトータルマーケットインデックス(いわゆるVTIのこと)55%、SPDRポートフォリオディベロップド(SPDW)35%、SPDRポートフォリオエマージング10%という内容になっています。先進国と新興国ので使っているベンチマークと別物を使うというのも面白いです。

単品で買うのと、分けて買うのはどっちが得?

どうせ買うなら安い方がいいですよね。自分は分けて買う方が自分で手間をかける分どこのファンドでも安いに決まってる!と思って調べたのですが意外な結果に・・・。

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全世界との比較方法
例えば全世界での投資比率が先進国90%新興国10%なら先進国の手数料*0.90+新興国の手数料*0.10と全世界の手数料を比較しています。
国・地域emaxis slimニッセイたわらノーロードSBI(雪だるま)
先進国0.10230.10230.109890.1023
新興国0.1870.20790.3740.176
日本0.1540.187
分けて購入0.11400.14870.14840.1414
1本購入0.11440.11440.1320.1102

SBIには楽天VTIのような商品がないので楽天VTI同様に0.16%の手数料と仮定して計算しました。

意外や意外で全世界株式として販売されている商品を買った方がコスト的にはお得なようです。

自分はemaxis slimを買っていますが、どっちの買い方しようがコストが微差とは思っていませんでした。面倒くさがりだったら一個ものを買わない手はないですね。

先進国と新興国、分けて買う意味って?

分けて買う方が個人個人は手間なのにコストも余計にかかってしまうという二重苦です。そうなるとわざわざ分けて買う意味は先進国と新興国の投資比率を柔軟に変えられること、これにつきます。自分が分けて買う理由もこれです。

国ごとに加重平均で買えばいいじゃんというのが全世界株式1本でOKの考え方のもとですが、ここが実は違うんじゃないかと思っています。

例えば先進国と新興国の割合が90vs10から80vs20に変わったとしましょう。そうすると全世界株式を買っている人は知らず知らずの間に購入している株式の割合も90vs10から80vs20に変わります。

一見よさそうですが、相対的に高くなった新興国を多めに買って相対的に安くなった=お買い得な先進国の購入が少なくなるというのはすごくもったいない気がします。つねに割高な買い方をしているのと同じではないかと。

だから自分はわざわざ分けて買うことで「今は新興国の方が割安だな」と思えばスポット購入で新興国の投資信託を購入したり、逆に米国が安ければ米国を多めに買うといった対応ができるようにしています。

こうしたからといってリターンが爆上げするわけでもないのですが、理屈を考えると国のGDPとか純資産の割合に応じて比率が高いところを多めに買うというのはしっくりこないので、同じように納得しない方は分けて買ってみてはどうでしょうか?

もっとも、とりあえず手数料安く買いたいとかいくつも買うのが面倒というなら全世界株式1本買ったら終わりでOKと思います。

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