期待値を下げる気楽な生き方

この記事はこんな方向け
  • 思い通りにならないために気分が下がりがちな方
  • 誰かがしてくれるのは当たり前だと思ってしまう方

はじめに

今回の質問と自分の回答はこちらです。

他人や自分にどれくらい期待していますか?

ほとんど期待していません。ダメでもともと。

「もっといいプレゼントをくれると思ったのに」「仕事を手伝ってくれると思ったのに」こんな風に他人に期待していたのに思った通りにならずにガッカリしたりイライラしたりした経験はないでしょうか?そこにお勧めしたいのが”期待値を下げる生き方”です。

今回は

・そもそも期待値とは何か?
・「期待値」を下げる生き方が何故いいのか

について紹介します。

期待値ってなに?

簡単な例を2つ紹介します。

サイコロを振った時に出る数字の期待値

出る目の数起こる数
合計

この場合、期待値は(1+2+3+4+5+6)/6=3.5です。

宝くじを買った時にもらえる賞金の期待値

販売価格1枚300円で10000枚販売される宝くじがあるとしましょう。もし、当選枚数が

当選金額当選枚数
0円9000
300円900
3000円90
30000円
100万円
合計10000

の場合、期待値は(0*9000+300*900+3000*90+30000*9+1000000*1)/10000=181円です。販売価格300円>期待値181円なので、平均すると宝くじを買うことは損、ということがわかります。

このように何かをした時に得られるであろう結果の平均を期待値と呼ぶのですが、何も数字で表現できるものだけが期待値ではありません。「一生懸命練習していれば、監督は試合に使ってくれるはず」「家に帰れば、夕食が出来上がっているはずだ」このように誰かに対する期待の度合いが大きいほど、他人や何か、場合によっては自分自身に対しての期待値が大きいと言えます。

期待値を下げると気楽に生きられる理由

  1. 自分が思うようにいかなくてもイライラしなくなる
  2. 相手に感謝したり、自分を褒めたりしやすくなる

思うようにいかなくてもイライラしなくなる

相手や自分に余計な期待をしていなければ、思った結果にならなくても「まぁこういうこともあるよな」と常に前向きな姿勢でいられます。変にイライラすることもありません、

人生なんて失敗したり思い通りにいかないことが普通ですから、何かあってもそういうもんだと割り切れるのは精神衛生上も望ましいと思います。

相手に感謝したり、自分を褒めたりしやすくなる

期待値が低ければ、してもらったことに対して「やってくれていることは普通じゃない=ありがたい」という気持ちになって自然と感謝を口にできるようになります。自分に期待していた場合であれば「自分、よく頑張った!」「毎日早起きできてえらい!」と自分を褒めて認める機会を増やせます。

期待値を下げるときの注意点

  1. 諦め思考になる
  2. 夢を持たなくなる

期待値を下げる意図は「人生は成功よりも失敗のほうが多い」ことを念頭に置くことで、余計なガッカリ感や怒りなどの感情を生まないことです。

諦めることと夢を持たないことは期待しないこととイコールではありません。期待するとは何かをあてにする、もしくは誰かに依存、要求している状態ですが、夢とは自分が夢中で向かっていくことのできるゴールや状態です。

夢を捨てるということは生きるモチベーションを捨てると言っても過言ではありません。自分はバリバリに期待値を下げた暮らしをしていますが、夢は持っています。やりたいことリストに書くような内容なんかはまさに期待していることではなくて夢です。

おわりに

期待値を下げる、という考え方についてどんな意見を持ちましたか?自分は精神的に安定して過ごすためには、有効な考え方だと思っているので実践もしています。

ただ、説明したとおり期待値が下がると諦め思考や夢を持たない恐れもあるので自分にとって、ちょうど良い期待値の持ち方を自分で見つけてもらえたら嬉しいです。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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