【サクッと散策】そうだ、宇治へ行こう

随分ご無沙汰

6月に鳥取に行ったっきりとなっておりました47都道府県リベンジ。あくまで行きたいところに行きたい時に行くのがスタンスなのでご容赦くださいまし。

今回は現在のホームタウン関西の中から京都の観光をして来ました。京都といっても京都市ではなくてお茶やら何やらで有名な宇治市です。元々は京都市内をあるテーマを決めて回ろうかと思ってたのですが、最近の旅行で外国人旅行客や修学旅行客で観光地がわんさかしているのを見て

「やっぱ人混みは疲れるわ・・・」

となったので相対的には人がいなさそうな宇治市をチョイスです。

(でも外国人旅行客が戻って来たのも修学旅行客が多いのも嬉しい悩みですよ!特に修学旅行は学校卒業したらいくらお金を積んでもできないことなので、大人世代が遊ぶのを我慢して人流を減らしてでも経験させるべきだとずっと思ってますので)。

見て来たところ

平等院鳳凰堂

駅前に出るとすぐにいかにも観光地!!な雰囲気を醸し出す通りが出てきます。歩いて10分ちょっとで着くのが・・・。

はい、平等院です。「平等院鳳凰堂じゃなくって??」と思われる方がいるかもしれませんが、それは平等院の中にある鳳凰堂という建物というのが正確です。

平等院とは??(一部は平等院のHPから引用)
  • 1052年に藤原頼通(お父さんが藤原道長)が開いた仏寺
  • 当時の世の中では極楽浄土に行きたい!という思想が広まっていたことを受けて鳳凰堂は、極楽浄土を具現化した建物と言われる

実は紅葉も目的の一つだったのですがぱっとみでフライングしたのがわかりますね。で、でも!!色づきはじめの方がグラデーションも楽しめるしいいですよね!(苦し紛れの言い訳)

でも見事な快晴のおかげで10円玉鳳凰堂も映えてますね。紙幣の方は福沢諭吉や野口英世から肖像が切り替わりますが硬貨ってずっとこのままなんですかね?個人的には気になるところです。

境内には鳳翔館というミュージアム的な施設もありまして、これがなかなか良かったです。昔の彫刻や鋳物、壁画などを鑑賞できるほか江戸だか明治時代だかの人が描いた平等院の絵も複数あります。

昔のものって「今と違って映像とか写真がないのに本当にその年にできたのかよ??」というツッコミが入りそうですが、そういった展示物を見ると「あぁ、本当にあったんだろうな」と時代が繋がっているのを感じられます。

第一、現代だって映像とってるけど遠い将来の人が見たら「これってアニメと一緒で人工的に作ったデータじゃないのか?」って言われるかもしれませんしキリがないんですよね。時を超えて同じものが共有されている、これだけで十分じゃないでしょうか。

これ、敷地内側から入り口の紅葉部分を撮ったんですけど、この画角のが入って来たときの画角より綺麗なのに出る直前で気づきました←

天ヶ瀬橋

宇治橋を渡ってしばらく歩きます。この道はたくさんのランナーが走ってますが、基本空いているのでハイキングにもかもですね。川沿いにできた道ですが、ちょっと歩いただけで渓谷のような様相を呈しています。

この写真、結構お気に入りです。でも、もう少し紅葉進んでたらなぁ。

フラッとやって来たのが天ヶ瀬橋という吊り橋です。そんな有名でもないですが、この景観に吊り橋って絶対いい景色じゃないですか!!なので来てみました。

橋の真ん中から撮った写真。こういうのがいいんです。

興聖寺

少し来た道を引き返して興聖寺というところで伺いました。概要は下記の通りですが、名前は変えずに場所を引っ越すってあるんですね。

興聖寺とは
  • 1233年ごろに道元が京都の深草に開いたお寺
  • 曹洞宗としては初めて開いた道場(総本山は福井の永平寺)

この道が紅葉の見頃だと非常に素晴らしい景色だというので有名なんですが、フライングしているのでそんなこともなく(何回紅葉のこと言ってんだ)。

ただそのおかげ?か人はまばらでゆっくりと境内を見ることができました。

言わんでもわかると思いますが、実際にお坊さんがお勤めをされているのでワイワイガヤガヤする場所ではありません。厳かな気持ちで参りましょう。

三室戸寺

最後に伺ったのもお寺。三室戸寺というところです。巡礼というと四国八十八か所が有名ですが東海近畿にかけても西国三十三ヶ所が定められているそうで(朧げには知ってた)、こちらはその十番札所です。

こちらの寺院は紫陽花やツツジが有名だそうですが、それらの見頃は初夏の6月ごろ。この時期も逃すわ紅葉の見頃でもないわで見事な谷間での訪問となりました。

ありがたーい気持ちになります。

あとがき〜京都市以外も回ってみると案外楽しい〜

厳かな歴史にまつわるスポットを回っといて楽しいって表現はおかしいかもしれませんが、精神的なリフレッシュを兼ねるにはこういうところがいいですね。

なんと言っても激混みとされる京都市内に比べれば人の数も少なめなのでゆっくり回れるのもメリット。また機会をみて京都市外を回ってみるのもいいかもしれません。

※別に京都市内観光を否定してるわけじゃありません。過去に金閣寺、清水寺、竜安寺、二条城と割と有名どころはみて来たので優先順位が低いってだけです。

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