【セブンだけじゃないけど】消費者としては気をつけたい松竹梅の法則

まえがき

11月18日のネット記事です。昨今の物価だ他な状況を受けてセブンイレブンは「松・竹・梅」を意識した商品作りを進めていると言う物です。

「価格が高くてもいいものを」なら松を、「価格とクオリティがほどほどに」なら竹を、「安けりゃいい」という方のためには梅をというお客様目線っぽい取り組みには映ります。

経済学では結構有名な「極端回避性」

例えば飲食店に行った時に価格の違うA〜Cの3セットがあったら「じゃあ中間とるか!」てことをしている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

これ「極端回避性」といって3つの選択肢があったら中間を取ると言う人の傾向を表しています。日本の場合は鰻店みたいな和食のお店だと松竹梅の3種類で用意されることが多いので「松竹梅の法則」とも呼ばれます。

もちろん、「いや、自分はこんな法則と関係なく自分にとって必要な物を選択するんだ!」といわれるでしょうがあくまで全体傾向としての話なので個別の話はナシでお願いします。つまり、商品を売る側からしたら消費者は3つ商品を用意すれば真ん中を選ぶだろうという予測のもとに儲かるような戦略を立てればいいと言うことになります。

これは一般的な話なのでもしセブンイレブンがこの法則を利用して商品開発していても悪くはありません、人間の習性を利用しているだけなので。というかどこも使ってる考え方だと思ったほうがいいですね。

消費者としては冷静に判断したい

ということでなんとなく無意識に「3つあるから中間取っとくか」だとまんまと企業の戦略に引っかかってる可能性があります。自らの意思で「このチョイスがいいんだ!」と選んで、それがたまたま価格帯で言うと真ん中のやつだったならいいんです。

買い物をする際、特に同じような商品で複数の選択肢がある時には「もしかしたら自分は真ん中の選択肢を掴まされそうになってるかもしれない」と肝に銘じておきたいところです。

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