この記事のもくじ
まえがき
いよいよようやく
47都道府県回り切るまでは資金確保のために敢えて行くのを控えに控えていた場所があります。以前の記事で47都道府県リベンジします!といいつつ回ったのは兵庫と鳥取だけなのですが「別にブログに書くために旅行してるわけじゃないし」ということでいよいよ行くことにしました。
1つしかありません。
宮城です。
前回行ったのは2019〜2020年の年末年始、新型コロナウイルスが広まるちょうど前でした。毎年訪れるどころか定住したいぐらいの場所ですが、現状はそうもいかんということでせっせと仕事を頑張ってこの日がやってくるのを待っていたわけです。
行くか迷ったけど・・・
旅行の工程は2泊3日、期間は9月17日〜9月19日の3連休を選んでいました。さて、この時何があったか覚えている人も多いのでは?
これですね(怒)。「それはマーフィーの法則(自分が関係あるときのことは印象が深く残ること)だって」と言われるかもしれませんが、ここで自分の旅行履歴を覚えている範囲で載せましょうか。
※わざと実際には行った旅行を隠したりはしてません。元々旅行は好きでしたが頻繁に行くようになったのがここ最近の話。
- 2016年8月:福島⇨通称ブーメラン台風(台風10号)が現地へ襲来
- 2019年10月:長崎⇨何もなし
- 2019年12月〜2020年1月:仙台⇨何もなし
- 2021年5月:和歌山⇨何もなし
- 2021年7月:広島・山口⇨線状降水帯が発生して電車がストップ
- 2021年7月:愛知・三重・奈良⇨何もなし
- 2021年8月:岡山・四国⇨台風が襲来してすんでのところでJRと高速バスが運休
- 2021年8月:静岡⇨何もなし
- 2021年9月:福井⇨何もなし
- 2021年9月:山陰⇨大雨で交通手段を急遽振替
- 2021年10月:東九州⇨何もなし
- 2022年1月:佐賀⇨何もなし
- 2022年2月:熊本⇨何もなし
- 2022年3月:鹿児島⇨何もなし
- 2022年3月:青函⇨北日本は荒天+福島県沖地震で飛行機が欠航になったら即アウトの状況
- 2022年4月:秋田⇨福島県沖地震で飛行機が欠航になったら即アウトの状況
- 2022年5月:岩手⇨何もなし
- 2022年6月:鳥取⇨何もなし(ただし仕事が入って旅程短縮)
- 2022年9月:宮城⇨台風14号が襲来
これでマーフィーの法則って言われてもねぇ・・・。
で、行くかどうか迷ったわけです。行ったからこの記事を書いてるんですけどね。なぜかというと以下の通り。
- 行きの時点では往路便の欠航の可能性がなかった=普通にキャンセル料がかかる
- キャンセル料≒帰りに飛行機が使えなかった場合の電車代
ということでキャンセル料を支払って(前払いしてるので追加で払うわけじゃないけど)どこにも行けないのと、キャンセル料相当の費用を追加で払えば宮城に行けるのを天秤にかけて100:0で行く判断にしました。
それでは旅行記
前もってのお断りですが、過去に何年も住んでた場所なので「自分が住んでいた頃」といううざい言い回しが多用されることをご容赦くださいませm(_ _)m
まずは伊丹から仙台へ
上述の通りですので覚悟を決めて(というかやばいと判断される時点で旅程短縮して帰るつもりで)伊丹空港までやってまいりました。ここ何回か伊丹を利用した中だと一番人が多かったかも。
台風あったのを考えると、いかに需要が回復したかを感じます。
1時間20分ほどの搭乗で・・・。
仙台空港・・・!!誰も人がいなかったら泣いてたかも。
てな暇もなく飛行機を降りたら数分後に出発する仙台空港アクセス線に急いで乗車です。仙台空港から仙台駅へはリムジンバスもありますが、個人的には電車推しです。
何度夢見たか、「仙台」の駅名標です( ; ; )
何年も住んでたくせに数多くの観光客によって大量生産された画角の写真をパチリ。パルコもあってLOFTもあって”イービン”もあって、謎のチリンチリンやってるお坊さん(仙台いる人なら知ってる)もいて。
周りの人がマスクをしているという違いはありますがいつもの仙台の風景です。
(というかさっさとさくら野の跡地の開発決めろよ・・・。自分がいた頃にすでに破産していたのに)
しっかし、一応体裁的に旅行ですが全く旅行感がありません。もはや事実上の帰省と言ってもいいのでかつての仙台ライフを再現しているだけと言われたらそこまでかも。
1日目は地下鉄をフル活用!
ここでは1日目の動きだけの紹介ですが、この日は移動手段として地下鉄を使い倒しました。
「えっ??仙台って地下鉄あるの??」あります!!
- 南北線:富沢〜泉中央
- 東西線:八木山動物公園〜荒井
初乗りが210円もかかるのに、今回利用した地下鉄の1日乗車券は840円で利用できます。しかも休日は620円と平日より安いというバグった価格設定です。この日だけで何回乗ったか忘れたくらいなので、払った価格以上に乗らせてもらいました。
一回食べてみてほしい、米粉パン!
最初に利用したのは南北線。仙台駅から3つ目の駅、北仙台です。
北仙台って言ってもサッパリだと思いますが、自分は過去住んでたエリアがザクっというとここら辺なのでホームもホームです。ちなみに並行する仙山線としては仙台から西に向かって走る路線なのに「北」仙台なのが謎ですよね。
仙石線に東仙台、今の東仙台を北仙台、今の北仙台を西仙台にしとけば東西南北揃うのに(どうでもいい)。
なんでここまで来たかというと台原のメガドンキ、ではなくてこちらのパン屋さんに行くためです。クロシェットというところです。自分はパンが好きなので仙台に住んでた時はあちらこちらへパン屋特集の雑誌を探しながらパン屋巡りをすることもあったくらいなのですが、ここで売っているあるパンがいっちばんのお気に入りなんです。
ただ、よくあるパン屋さん同様に日曜月曜+祝日や年末年始などは休みなので前回年末年始に来た時は行けずじまいでした。
で、買ったのがこちらです。これが大好きで大好きで今回の旅行の主目的と言っても過言ではありません。
これがモチモチしてて、ほんのり甘くて美味いんですよ。米粉パン自体はパン屋さんで探せばさほど珍しいものじゃないんですが、クロシェットの米粉パンと比較するとあんまりモチモチしてなかったり、中身がスカスカだったり、ただ小麦のパンに米粉混ぜました感があったりという感じで、これに並ぶものは出会えてません。
300円は高いというご意見もあるかもしれませんが、これに関しては値段以上の価値ありだと思います。本当は何個でも買って持ち帰りたかったのですが、グッと堪えてこの1個だけにしました。
また来る楽しみになりますしね。
この二つ目のも米粉パンを使った惣菜パンです。行った日は1種類しか売ってませんでしたが、自分が知る限りは他にもいろんな種類の惣菜をのっけて売ってました。今はどうされているのか気になります。
「仙台の風景といえば」な定禅寺通り
北仙台から再び仙台駅方向の地下鉄に乗って勾当台公園で下車です。仙台市民の憩いの場と言っていいでしょう。
そして仙台といえば杜の都ですが、これをイメージづける風景がこれですね。定禅寺通りです。中央に彫刻像がいて、両脇を欅が固めるという絵としてはかなり良きな街並みです。
12月になるとここで「光のページェント(略称ヒカペ)」が開催されますが、冬でなくても歩いてて気持ちがいいエリアですね。やっぱり自分は春か秋にコーヒーを飲みながらうろちょろするのが好み。
宮城のじゃないけど、アレが復活
しばらく街中をプラプラした後、再び地下鉄に乗車です。次は南北線ではなくて東西線へ。外っつらも南北線より綺麗ですね(当然)。
来たのは終点の荒井駅から2つ手前の卸町駅です。まぁーたよくわからん駅なのですがちゃんと目的がありまして。この駅から20分ほど歩いたところの「杜の市場」がそれです。
目的はこれです。宮城ゆかり、ではなくて福島の食べ物なのですが「凍天」ご存知でしょうか?確かケンミンショーでも取り上げられたことがあるはずのもので、蓬やらあんこが入った揚げ餅ってな感じです。
自分が仙台いた時だと仙台駅の1Fのフロア(さいちのおはぎも不定期に売ってるところの隣。って言ったらわかる人はわかる)で売ってたんですけど、事業者が経営破綻になったかで仙台はおろか福島にあった本社工場みたいなところも無くなっちゃって食べれなくなっておりました。
が、直近復活したという情報を聞きつけて早速買いに行ったわけです。販売しているのは王道の凍天だけで当時あったはずのチュロス的なやつはありませんでした。まぁそんなの取り扱うよりまずは経営をしっかりすることが優先ですよね。
味は相変わらずで美味でした。大して値段も張らないので変にお菓子買うくらいならというのでちょこちょこ買っては食べていたので「帰ってきたなぁ」感のある食べ物でもあります。
仙台駅だとテナント料の問題があるのかもしれませんが、ぜひ再出店を検討してほしいですね。
久々きたので牛タンを
せっかく久々だったので数多の観光客と同じレールを進むことにしました。つまり、牛タンですね!!
利久とか喜助は仙台じゃなくても店舗がある(というか牛タンはアメリカ産って言っちゃうとまz(略))ので「閣」 というお店に来ました。ここはなんと言っても牛タンのたたきとか刺身とかよくある牛タンを食べれる店舗では取り扱ってないものを食べれることです。
とはいうものの一人で食べれるボリュームで注文できないので今回はベタに牛タン定食だけにしました。
この牛タン、本当に牛タンなのかっていうくらいジューシーでしかも厚く切ってくれてるのがいいんです。他のチェーンだと焼肉店の牛タンよりは分厚いけど、ここほどではないですね(利久・喜助・太助・司は行ったことあります)。
かくいう自分も残り一枚で胃がもたれてなんとか食べきれました。
今時、牛タン関係のお店は夜に行くと2,000円くらいはどうせ出さないといけないので、それだったら「閣」とか「一隆」みたいな王道のチェーン関係以外のところ行った方がいい経験になるかもです。
最後はぷらっと徘徊
夕食食べた後はせっかく来たのにホテル籠るのもなぁということでしばらく歩き回ってました。この日はあれこれ食べたので二軒目に行って酒を飲むみたいなことはしなかったのですが、この場に身を置けているだけで十二分に幸せでした。
あとがき
2日目の記事は別に書きます。1日目は張り切りすぎて少し疲れてしまいました笑。
真新しい土地を経験するのも刺激になっていいですが、今いる場所とは別に「いたら落ち着ける、リラックスできる」場所があるのはいいですね。