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『今年度何回目だろう』な楽天系のサービス改悪
以前、楽天証券のポイント還元が厳しくなりまーす!という記事を出しましたが、再び2/1に決定打と言える改悪が到来したので今回はその内容共有と自分の感想を紹介します。
感想はタイトルの通りで「思ったより早く改悪きたな」でした。
楽天系の改悪内容
今回紹介された内容は以下の3つです。
- 楽天証券のクレカ積立の還元率がほとんどの商品で1%から0.2%へ
- 楽天証券のSPU達成条件が超ハードに
- 楽天の保険がSPU対象外に
楽天証券のクレカ積立の還元率がほとんどの商品で1%から0.2%へ
画像を抜粋します。(参照:楽天証券 投信積立での「楽天キャッシュ決済」の開始および楽天カードクレジット決済のポイント還元率の一部変更について)
ブロガーやYouTuberが優良ファンドと紹介しているものは下段の方なので年間で4800円のマイナスとなります。使ってた人、結構いるんじゃないでしょうか?
楽天証券のSPU達成条件が超ハードに
こちらも楽天市場のサイトから画像を引用させてもらいます。
これまで通り1倍の還元をしてもらうためには
・金額は500円から60,000円に
・商品は投信オンリーから投信と米国株式それぞれで
が必要になります。しかも印象悪いのは手数料無料のETFは対象外なことです。この中には
- VOO:手数料0.03%で買えるS&P500連動のETF
- VTI:手数料0.03%で“CRSP”に投資できるETF
- VT:手数料0.09%で全世界に投資できるETF
といった優良ETFが含まれています。これらがダメと言われると万人に勧められる商品は高配当ETF(SPYD、HDV、VYM)くらいです。
金額にしても月6万円出すのすら大変な人がいるだろうに、そこを一気に条件に織り込んできたのはかなり攻めたなと思うところです。
楽天の保険がSPU対象外に
前の楽天でんきもそうでしたが、インフラというか不特定多数の生活に密着するところを削って、あまり使われないような楽天ビューティーとか楽天TVを残すあたり余裕ないんだろうなと簡単に察しがつきます。
何度でも言うけど「ポイントはあくまでおまけ」
まぁたこう言うことがあると
『じゃあSBI証券に乗り換えるわ!』とか『0.2%しか還元してくれない楽天証券なんて使う価値なし』こんな感じのコメントがネット上でちらほら見かけますが・・・
勘違いof勘違い
だと自分は思います。理由は次のとおりです。
- そもそもポイントもらうために投資してるんじゃない
- 楽天はボランティアで事業展開していない。あくまで商売
- なんでもサービスが普及したら改悪するのが普通。SBIが永久に1%還元続けられると思う??
楽天証券で維持不可能なんです。SBI証券が5年も10年も続けてくれると本気で思っているのでしょうか・・・?
SPUだって今までたったの500円(なんなら全額ポイントでもOK)で還元率1倍になるのが都合よすぎとは思わないのか、自分はそっちの方が疑問です。
自分の想定よりは早かったですが、10年後、20年後にやっているとは毛頭思ってなかったので「あっそうですか」と言うのが偽らざる感想です。
こう言う時こそ「なぜ楽天経済圏を使っているのか?」「なぜ投資をしているのか?」見つめ直すいい機会だと思います。本末転倒な行動を取っていたかもしれない、それを直すいいチャンスと捉えましょう。