この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい』です。
AGE。年齢を意味する英単語の「AGE」ではありません。意味をご存知でしょうか?
- Advanced Glycation Endーproductsの頭文字
- 日本語訳は「終末糖化産物」
AGEは比較的最近の本を読めば出てきますが、老化の原因として挙げられる有名物質です。本書はそんな老化の原因になっているAGEから私たちの身を守るための術を授けてくれます。
- AGEとは?
- AGEが多い食品
- AGEに対抗するための栄養素
- AGEと糖質制限
- AGEを減らすための生活習慣
- 肌質を保つための習慣(アンチAGE、アンチエイジングと掛けてる??)
- アンチAGEで防げる糖尿病
AGEがたくさんあるのはこんな食品
終末糖化産物なんていうからどうせ糖質制限すりゃいいんだろ?当初から自分は思っていましたが、本書でも糖質制限お薦めされてますね。
AGEはくっつく相手のタンパク質が寿命を迎えるまでは蓄積され続けるらしいのでものによっては一生かも。そんな厄介なAGEを増やしたくなければ単刀直入!AGEの多い食べ物を食べなきゃいいわけです。
ということで本書2章ではAGEが多い食品として以下を挙げていました。
- 白米よりもワッフルやパンケーキ
- 魚よりも肉
- 生のまま、煮る、蒸すよりも焼く、揚げる、炒める
- 醤油よりも塩やレモン
- ポテトチップス、フライドポテト
フライドポテトとポテトチップスって太る食品の最上位に上がってくる常連なのにAGE対象食品にも上がってくるとは、ザ・不健康にふさわしい?食品といえます。
自分は両方とも進んでは食べないのでよかったぁって思ってます。
考えるのが面倒な方は糖質制限で
この本のいいと思ったところ
- AGEがなぜ悪いのかも理解できる
- AGEを取らないための術がわかる
糖質制限や断食くらいならダイエットしてなくても知ってるかもしれませんが、AGEは若干聞き馴染みのない言葉ですAGEはダイエットというよりは老化という誰もがなりたくないけど不可避なものと大きく関わりますので太っていようが痩せていようが万人が知るべき内容かと思います。
本書の内容に関連して思ったこと
知識を得ることはもちろんいいのですがAGEが〜、糖質が〜、塩分が〜と気にしてたらキリがありません。どうせ何かを制限するならできるだけシンプルにしたいものです。
あれこれ読んできて本書のタイミングで思ったのは「もしシンプルにしたいなら糖質制限」。糖質制限いうてもどうせ0にはならないし、野菜とか芋を適当に食っておけばロカボレベルで収まるので。
あれもこれもするのは面倒だ!そう思ったらとりあえず主食やめときましょ。
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中10点です。
この本は次のような方が読むのにぴったりです。痩せる太るとか病気になるならない以前の根本を考える上で出てきたのがAGE。少し毛色が違うので観点のリフレッシュとしてもいいかなと思いました。
- 健康の知識を増やしたい
- できるだけ若々しく長く生きたい