【2022年読書レビュー】幸せの握力

まえがき

今回紹介する本

『幸せの握力』です。

本書の概要

『白は200色ある』発言で有名なモデルのアンミカさんが著者です。

普段メディア出演している様子だけ見ると典型的な明るい関西のおばちゃん(実際、育ちは関西)という印象を持ちますが、そのバックグラウンドには何があるのかが本書を通じてわかります。

女性が執筆された本では美しさ(美容)も美しさを構成する要素として含められているのがあるある(男性からすると読んでもしゃあない)ですが、その点差し引いても学びのある本です。

本書の構成
  • 不運から訪れる幸福
  • 美しく見える要素
  • 幸福を導く転機と行動選択
  • 運気を良くするコミュニケーション
  • 神秘と不思議の力

他人からの印象を良くする所作

顔のパーツのバランスを良くしたいとか綺麗なスタイルになりたい!というのは自助努力でなんとかなることもあれば、整形とか脂肪吸引など手術しないと如何ともし難いこともあります。

お金があるならともかく、なければ外見の改善には限度があるので否応無しに改善しにいくのは内面とか立ち振舞いということに。そこで試すべき行為として自分が面白いと思ったのは以下の通りです。

胸に目がある感覚

自分の目が自分の胸にあると思って、という意味です。

誰かに声かけされて顔だけ振り向くのと体ごと振り向けるのでは後者の方が話しかけ手からするとちゃんと反応してもらえてる感じがして嬉しくないですか?

もし誰かに声かけされても顔すら振り向けずにスマホ画面を見たまんまというレベルなら、それ以前ですが・・・。

目線を外すとしても自分と相手の直線上へ

人と話すときは相手の目と鼻の間を見るといいとどこかで学んでいました。だから見ている最中はいいのですが、それでも見てるわけにはいかず、かといって視線を大きく変えるわけにもいかず。

確かに自分と相手の直線上から目線と顔の方向を変えなければ違和感は与えないなぁと思いました。

一つの言葉で一つの動作

高校野球で試合開始と終了時の整列挨拶がわかりやすい例です。

  1. 「ありがとうございました」「お願いします」を言いながら頭を下げる
  2. 頭を下げてから「ありがとうございました」「お願いします」
  3. 「ありがとうございました」「お願いします」を言ってから頭を下げる

2つめか3つめが一つの言葉で一つの動作になっています。このほうが一挙手一投足がはっきりしていて清々(×きよきよ○すがすが)しい印象です。

行動するだけならやるだけただでノーリスク

相手にいい印象を与えるか悪い印象を与えるかやってみないとわからないならリスクとリターンを天秤にかけた判断をせまられますが、こと今回の話には当てはまりません。印象は変わらないかもしれませんが悪くはしないし、お金かからないしでやらない理由が見当たりません。

なんのリスクもないならどしどし試してみましょう。

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