【2023年読書レビュー052】自分をよろこばせる

自分の「悦び」から自分の幸福へ

『自分をよろこばせる習慣』を紹介します。


自分のことは自分で決める、自分の機嫌は自分で取る・・・。自分で自分をコントロールすることが当然ながら重要なことです。他人に自分の人生を決めさせないと言い換えることもできます。

では自分を喜ばせるためには??・・・ちょっとピンとこない疑問です。本来は行動の一つ一つが自分を喜ばせるためであるはずですが、そんな意識して行動を決めている人はそうそういないと思いますし、自分もそんなことはありません。本書のお題目がこれです。自分を喜ばせる様なことが幸福につながる、この前提に立って自分を喜ばせられる習慣がまとまっています。

自分が真似してみたいと思った習慣

本書の冒頭では幸せな人生にするために意識すべきことは「嫌いな自分でいる時間を減らして、好きな自分でいられる時間を増やす」これだけです。本書では合計77個の習慣が紹介されていますが、これらは巡り巡ってこれに紐づくのだと思います。

ここでは自分が真似してみたいなと思った習慣を紹介します。

  • 胸式呼吸
  • 目標をコロコロ変える
  • グチや弱音は「ディスノート」に吐き出す
  • 「好きなこと」を仕事にしない

どれも巷で言われることからすると異な意見だからこそ取り上げました。

  • 実際に空気が送られるのは肺だから、まずは胸式呼吸で
  • 目標は目の前のことに集中するためのゴールなのでコロコロ変える
  • 好きなことを仕事にしようと思うとせっかく好きなことなのにマネタイズ(どうやって稼げる様にするか)に注意が向いてしまうので、あえて仕事にしなくていい。好きなことにはお金を払っていく方向だけにして、他のことで思う存分お金を稼いでおけばいい

特に好きなことを仕事にするかどうかのところは印象的。結果的に仕事になる(お金が発生する)のと、最初っから「これを「仕事にするぞ!」と決めてしまうのでは意味が大きく違います。

自分の場合は旅行とか東北のなんちゃらみたいなところが好きなものですが、「これで稼ぐんだ」と縛ってしまうことはしたくないですね。それなら仕事は仕事、遊びは遊びで明確に棲み分けしておくのも全然アリだと思いました。まぁそれはそれで、じゃあ好きなことに思う存分お金も時間も使える様にするためにはどんなことを仕事にしてお金を稼げるようにするかを考えないといけないんですけどね。※今の仕事は、お金は十二分にもらえているのですが、旅行に何日もかけれるか、場所w選ばずに働けるかというとそれはNOなので、この様に述べています。

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