この記事のもくじ
- 極端な節約方法のことも知ってみたい方
- 手段を選ばすに少しでもお金を節約したいと思っている方
はじめに
なんでもそうですが、まず目標を達成しようと思ったらすでにその目標レベルに到達している人の方法やノウハウを探して真似しないでしょうか?
投資なら投資商品や投資方法、節約なら節約方法です。
自分は貯蓄率(手取りのうちいくら貯金や投資に回したか)75〜80%で生活しており、なかなかぶっ飛んでいる方だと自負していたのですがYouTubeでさらにぶっとんだ節約生活をしている海外の事例を見つけてしまいました。
そこで今回は、
・海外の事例紹介
・その事例で紹介されている節約方法に対する個人的な意見
を紹介します。
ぶっ飛んだ海外の節約事例
ディスカバリーチャンネルという割と有名な海外のチャンネルで紹介されていました。動画タイトルで出オチしてる感が否めませんね^^;。
紹介されている方は年収9万ドルに対して年間生活費が4500ドルということで、なんと貯蓄率95%という気狂いっぷりです(自分が言うなよ)。
具体的に実践されている節約(というかドケチ)習慣は次の通りです。
- 車や家の所有物を全てビニールシートで養生
- 洗濯機は使わない
- 衣類は劣化防止のために冷蔵庫で保管
- 食べ物はお勤め品を探して値段交渉
- アルミ缶を集めて資金化
後で書きたい事例もあるので、これが全てではありませんが動画を見てるだけで「これはヤベェ」って思っていました。
あなたはこの動画をご覧になってどう思いましたか?
紹介されている節約方法に関する個人的な意見
結論から申し上げると、この方の節約方法はもとより節約するための根本的なマインドには自分は反対です。
理由は次の通りです。
- 他人に自分の価値観を押し付けている
- 自分以外の資本、資源に依存した節約になっている
- 「自分が良ければいい」の色が強すぎる
他人に自分の価値観を押し付けている
動画をご覧になっていればわかりますが、この方離婚協議中?です。主は「彼女をベジタリアンにしたよ」と誇らしげに言っていましたが当のご本人はすごく悲しそうでした。
交際前は節約生活にむしろ肯定的だった彼女すらお金を使うのが恐怖に感じるほどになってしまったようです。
自分は自分で目的があるので貯蓄率75〜80%生活をしていますが、他人に押し付けるつもりはないし押し付けることを目的ともしていません。
この方は自分の考えが間違っていない前提で喋っていると自分は思いました。やるのは勝手ですが、人に押し付けるのは主の自己満にすぎないのでやめて欲しいです。
自分以外の資本、資源に依存した節約になっている
具体例を挙げると
- 交際時は彼女が全額負担
- 製氷コストを削減するためにホテルの製氷器から調達
- 飲食店で何も頼まずに他のお客さんが残したものを食べる
例えばなんですが、もし「食費0円だよ!」と言ってきた知り合いがいたとして話を聞いてみると全額その人の両親が負担していたとしたらどう思いますか?
自分なら「お前が節約をしたんじゃなくて両親が肩代わりしてるだけだから、その食費0円には価値なし」とみなします。両親が犠牲になっているからですね。
動画主はこれだけのことをやって「俺は貯蓄率95%だ」と言っているわけですがそれは見かけの貯蓄率が95%なので、本来負担すべき製氷コストや飲食代を込みにしたら貯蓄率95%じゃないですよね?
他人が食べ残してくれなかったら、近くにホテルがなかったらこの節約方法は崩壊です。再現性ありません。
「自分が良ければいい」の色が強すぎる
さっきの話と被りますが、主のスタンスは自分が節約できるかどうかなので、自分以外の人が負担させられたコストのことは何にも言っていません。
自分が知っている節約生活をしている方は他の方にも実践してもらえる、みんながハッピーになるような節約方法ですが、この方の場合はそうではないと感じました。
他にも節約したいと思っている方がいるかもしれないのに、その人たちがどうなろうが自分さえ節約できればOKというのはただの身勝手かと。
他人への押し付けはやめましょう
ということで自分は全体を通して主にはマイナスイメージしか湧きませんでした。自分が幸せに感じる行動をとる事が大事というのは同意しますが、そのために他人を悪い意味で巻き込むのは言語道断です。
自分は自分、他人は他人です。
主もせめて
- 彼女との交際費→折半にする
- ホテルでの氷調達→毎月宿泊者を必ず紹介するという交換条件つき
- 飲食店での他人の食べ残し確保→包装代などは支払う
ってしてるなら印象が違ったのですが、どうやらそういう出費も彼は嫌なようです。
自分は洗濯機を使わずに手洗い、意外は一生真似する気はありませんがもし真似してみたい方はどうぞご自由に実践してもらえればと思います。