この記事のもくじ
- ドラム式洗濯機などの時短アイテムを買おうか迷っている方
- 他人がおすすめしている時短アイテムを思考停止で購入している方
はじめに
今回の質問と自分の回答はこちらです。
時短アイテムと呼ばれるものを持っていますか?
一般的なのはありません。
ガジェット系や自己啓発系のYouTube、ブログを見ていると「ドラム式洗濯機やルンバは絶対に買った方がいい」「浮いた時間で本当にしなければならないことに集中すべき」という意見をよく耳にします。
そもそも人間が開発してきたものは本質的には時短のために作られたといっても過言ではないと思います。
- 洗濯機:手洗い時間の削減
- 車、飛行機、新幹線など:移動時間の削減
- 外食:料理時間の削減
- ネット通販:買い物に行く時間の削減
- 家事サービス:家事時間の削減
ですが、なんでもかんでも時短になるからといって買うのが本当に実のあるお金の使い方かといえばそうではないと思います。
そこで今回は、
・なんでもかんでも時短アイテムを導入する必要はないと思う理由
・時短アイテムとの付き合い方
について紹介します。
時短アイテムを無理に買わなくてもいい理由
- それ相応のお金がかかる
- 自分のスキル向上機会を奪う
- 浮いた時間は必ずしも生きた時間にならない
テンプレ
それ相応のお金がかかる
当然ですが、自分でするよりもお金が必要です。洗濯機と手洗いを比較してみます。
洗濯方法 | コスト | 時間 | 寿命 |
手洗い | 洗剤 | 60分 | ー |
洗濯乾燥機 | 洗剤+本体代 | ≒0分 | 10年 |
洗濯機の本体代は15万円
洗濯物を畳む時間は無視
15万円の本体代と引き換えには60分*120回*10年=1200時間得られます。 時給1000円で働けば150時間で元がとれるのでかなり美味しい話ではあります。
が目先のお金がないのにこれだけの大金を払うべきかと言われると自分は迷います。買ったら必ずバイトや副業で回収するんだ!という確固たる意志があるなら別です。
自分のスキル向上機会を奪う
スキル向上ってどういうことかというと
- 外食:料理の腕前、食品の季節ごとの相場価格の知識
- 洗濯機:体を動かす機会
- 車、電車:体を動かす機会
を指しています。個人的には体を動かす機会として洗濯や移動を使うのは大いにありだと思っています。上記のものを購入して浮いた時間でジムに行くくらいなら最初から家事ついでの運動としちゃえばいいじゃんと。
それに何でもかんでも機械や自分以外に頼るのは万が一の環境に身を置かれたときに何もできなくなってしまいます。ちょっと違う話になりますが、自分で家事をしたことがないせいで炊飯器や電子レンジ、洗濯機の使い方を知らずに下宿生活を始めたなんて学生の話もちょいちょい聞きます。
そんなわけで、自分は車を買うつもりもなければ洗濯機を買うつもりもありません。
浮いた時間は必ずしも生きた時間にならない
最初に紹介した例だと、洗濯乾燥機については十分アリなリターンだと自分は思います。
が、問題は浮いた時間をどう使うかです。
自分の幸福や収入につながるような行為、たとえば
- 副業で洗濯機代を回収できるレベルの収入をもらう
- 家族団欒の時間を確保する
- 試験勉強の時間に充てる
ならいいのですが、「暇になったから適当にYouTubeでも見ようっと」ってなるならお金も使うわ時間も無駄遣いするわで最悪です。
後のところでも書きますが、時短アイテムを買って浮いた時間で何がしたいのかよく考えることをお勧めします。
自分の時短アイテムとの付き合い方
というわけで基本は時短アイテム不要というのが自分の立場です。もちろん0か100かではなくて条件に応じて時短アイテム(時短になる出費)を取り入れています。
その条件とは、
目的がはっきりしているか
の1点です。
新幹線や飛行機を使うか使わないかで言えば、観光地に訪れる時間を少しでも確保したければ使いますし旅行の日数を多めに取っているから移動はゆっくりでいいのであれ高速バスや鈍行を使います。
外食なら自分で用意する時間を取れないとか夏場で衛生上の問題があるときは利用しますし、自分で弁当など持っていけるのであれば使いません。
こんな感じで時短につながる出費をするときには、なぜその出費が必要か?をあらかじめ考えることで実のある出費になるようにしています。
おわりに
時短になる出費を完全否定するつもりも無条件でおすすめすることもありません。
時短アイテムに限らずの話なのですが「これは自分にとってプラスになる出費かどうか」をちゃんと考えたら無意味な買い物をかなり削減できます。
これまでそんなこと考えずにお金を費やしていた!というのであれば日常生活から試してみて下さい。
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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!