この記事のもくじ
まえがき
わざわざ書くことでもないのかもしれませんが、今更ながらタイトルの内容について自覚することがあったので、備忘録として書いときます。お金で時間を買うと言うのはよく聞くいい回しですよね。
時間とお金の関係
一般的にお金と時間の関係はどう捉えられているか前段としてこちらで書いておきたいと思います。
時間を買うケース
これは時間短縮、省略により自分の自由な時間を増やすことがよくイメージされます。具体的には
- 鈍行ではなくて特急列車
- 特急列車より新幹線
- ドラム式洗濯乾燥機で洗濯と乾燥に使う家事の時間をなくす
- ルンバを導入して掃除の時間をなくす
こんなところですね。
時間を売るケース
時間を売る、あまり聞き馴染みがないですが、要はこういうことです。時間の切り売りというといいでしょうか。
- パートやアルバイト:時給に基づいて時間とお金を交換
- 正社員:給料は大概の人なら固定。勤務時間で割ると結果的に時給で働いているのと同義
時間短縮にならない時間を買う行為
快適な環境を確実に得るための出費
これが本題ですね。先日公開した長崎旅行の中でも紹介していますが、初めて移動でグリーン車を使うと経験をしました。また以前に所用があってJR西日本の新快速に導入されている有料座席(Aシート、「えぇシート」と絶対引っ掛けてる笑)を使う機会がありました。
節約のことを考えると、グリーン車だろうが普通車だろうが移動するのに必要な時間は変わらないので、普通車でいいじゃないかと言われます。飛行機におけるビジネスクラス、エコノミークラスに対する見方も同じですね。
ただ、新幹線のグリーン車にせよ、飛行機のビジネスクラスにしてもそうですが実際に使ってみると結構これってアリかもしれないなと思いました。
というのも、今の時代だと移動している間にいろんなことができますよね。例えば読書をするとか、ネットが繋がるので、ネットサーフィンをするとかですね。人によってはパソコンを開いて仕事することもあるかもしれません。
この時に普通席だと席が取れればいいですが、取れなかったり、大混雑していようもんなら作業どころじゃありません。それに対してグリーン車やビジネスクラスの場合は、わざわざお金を払ってまで利用する方しか集まらないので、あまりざわつくこともありませんし、集中して作業ができる環境が得られる可能性が高くなります。
※そういう時に限って、小さいお子さん連れの家族が載っていたりして、結果的に集中できないこともあるんですけどね。
現代ならWi-Fiやコンセントなどの付加価値も
加えて、今どきの新幹線だとコンセントWi-Fiは当たり前になりましたよね。飛行機も徐々に整備されている印象です。これが自分にとっては大きなメリットに感じられるポイントです。
なんでかと言うと自分は携帯のテザリングだけでモバイル通信を完結させているので、携帯の電池が減ってしまうと作業ができなくなります。例えば、移動中に充電ができないとなると、移動中はネットを使った作業はできるかもしれませんが、家に帰ってくると電池が減っているので、充電している間は何も作業ができないという本末転倒な事態に陥ります。
ですが、コンセントとWi-Fiが整理されている環境であれば、スマホのバッテリーは維持しつつネット環境にはありつけるということで良いことづくめ。それこそブログ記事を書いたり、普通の調べ物進めることができます。もちろんですが、スマホの充電が削られていないので帰宅してからも作業を継続できます。
というの考えると、グリーン車や有料座席といったサービスにお金を使うのは、時間短縮の効果はありませんが、時間の質を高めるのに充分価値のある行為なんじゃないかと思うようになりました。
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これはあくまで一例であって、必ず追加でお金を払えば、コンセントやWi-Fiが使えるかと言ったら、そんな事はありません。それに時給1000円とかで働いている人からしたら移動の1時間、2時間短縮のために特急料金を払うことすら自分の時給に見合わないと言うケースもあろう中で時間の質なんてとんでもないでしょう。
ただ、時間の質を高めるための出費というのは自分自身の満足度が高くなるのであれば妥当な行為だと思います。あとは費用対効果でそうするかしないかを都度選択すれば良いだけのこと。
毎回グリーン車やビジネスクラスを使った移動をするわけにはいきませんので、都度都度条件を見ながらではあるのですが、個人的にはこれから積極的にこういったサービスの活用も検討していきたいなと思うようになりました。以上です。