月10冊読書を始めて感じたこと

この記事はこんな方向け
・本を読む習慣がない方
・情報を調べるときは本よりネット派の方

はじめに

今回の質問と自分の回答はこちらです。

本は月にどれくらい読んでいますか?

最低10冊です。

たびたび本ブログで紹介しているように、自分は情報インプットの手段として月に10冊の本を読んでいます。ここでいう本当は新書や専門書などを指しています。

ちょっとした思いつきからこの読書習慣が今のところは続いていますが、学生の頃は全くと言って良いほど本を読まない生活をしていました。

読書といえば
・部活で使うもの(誰でもうまくなる!〇〇練習法、みたいな本)
・小説(年に1冊読むかどうか
・趣味の専門書(たとえば将棋の戦術紹介本や日本の絶景写真集)
くらいだったので。

つまりは娯楽としての読書しかしてこなかったわけですが、調べ物や知識を得るための手段としての読書を始めたことで感じたことや普段の習慣で変わったことがあったので紹介します。

なお、「読むなら新書や専門書!小説や趣味の本は不要!」という考えはありませんのでご承知おきください。

月10冊読書を始めて感じたこと、変わったこと

  • 情報の背景を探るようになった
  • 学ぶことの面白さが分かるようになった
  • 興味のないジャンルにも手出しをするようになった

情報の背景を探るようになった

たまにない本もありますが、基本的には「はじめに」「おわりに」で筆者はその本を通して何を主張したいのか、読み手に何を期待しているのかが明記されています。

そこで読書を重ねていくと本以外の情報媒体(特に新聞とかニュース)には主張したいことや読み手への期待が書かれていることが少ないことに気づきました。

新聞やニュースで発信者の意図が明らかでないことを「仕方ないよね」と済ませていい話ではなくて、自分で咀嚼をしないといけません。なにもしないで鵜呑みにすると偏った考え方になってしまうからです。

なのでそういったメディアで情報を見るときは「どんな誘導をしたいのか」「どこまでが事実でどこからが誇張した表現や主張なのか」を考えるようになりました。

学ぶことの面白さが分かるようになった

こんなことを言うと勉強嫌いな方からは「また真面目なこと言いやがって」って思われそうですが、面白いもんは面白いのです。

勉強が嫌いな方って”学校の”勉強が嫌いなのであって、自分が興味のある分野(車好きならパーツがどうとか)の勉強なら楽しいと感じるはずですがどうでしょうか。

あと学校の勉強で良くないのは教科書を読んでも全然楽しくならないことです。
面白いなと思う本は大体面白いと思わせる、もしくは、読むのが楽しくなるような工夫がされているので尚更学ぶこと、知ることの面白さを感じられます。

興味のないジャンルにも手を出すようになった

完全な理系人間の自分は科学の本はよく読んでいたのですが、同じジャンルばかり読んでいると流石に飽きがきます。そんなわけで今まで読んでいなかったような哲学チックな本や文学的な本も手を出してみようかとちょこちょこトライしてます。

物知りな方って特定の分野はもちろんなのですが「そんなことも知ってるの?」というくらい守備範囲が広くいことが凄い点だと思っているので、自分も知識の守備範囲を少しずつ広げられるように引き続き頑張りますよ。

調べ物は必ず本でないといけないのか?

自分は情報を得るための手段として本が一番正当だとは思っていません。
有象無象の情報(このブログもそうですが)よりも比較的信頼性に期待できる媒体と捉えています。

何をもってそう思っているかというと
・お金がかかる分、筆者や出版社の立場としては評判を下げたり批判を受けるような情報が出しづらいはず
・出版社の監修下であれば参考文献や誤字脱字のチェックが入っていることが期待できる
の2点です。

情報元がYouTube動画だろうが本だろうがブログ記事だろうがWikipediaだろうが
・きちんとした根拠(できれば信頼性の高い研究や調査データなど)が伴う情報・・・信頼性○
・そうでない情報・・・信頼性△
です。

昔はWikipediaの引用なんてご法度みたいに言われているときもありましたが、今はきちんと参考文献が載っているページもあります。YouTubeでも「この動画は〇〇のページから△△の条件で検証しました」と丁寧に断りを入れている動画あります。

こういう情報ならネットの情報だからと否定する必要はありませんし、加えて万人がアクセスできてコメントで随時指摘ができるという意味では本よりも情報のアップデートや修正のスピード感で優れていると考えることもできます。

本って誤字脱字や情報の誤りがあっても改訂版が出るまで直されなかったり、HP上で「どこどこはおかしいので修正しておいてください」といういささか不親切な案内をされたりすることが多いので購入者側からしたら不便な話です。

おわりに

自分は読書の有効性を感じている一人ですが、だからといって読書をゴリ押しするつもりはありません。本を買うのには少なからずお金がかかりますし、買った本に欲しい情報が載っていないというリスクもあるからです。
自分は身銭を切った方がいいかなという思いで読書に力を入れているだけです。

今回の記事を通して、読書も始めてもらえればもちろん嬉しいですし、何よりも自分に最適な情報取得のノウハウを身につけてくれればいいなと思います。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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