独身は生産性がない?

この記事はこんな方向け
・結婚や子供を持つ気がない方
・独り身で生きていくことに後ろめたさを感じている方

はじめに

今回の質問と自分の回答はこちらです。

人の生産性は何だと思いますか?

どれだけ自分のやりたいことをできたかだと思います。

歳をとっていくと周りからは「結婚はまだか」「絶対結婚したほうがいい」、結婚したらしたで「子どもは早めに授かった方がいい」、1人目を産んだら産んだで「二人目はまだか」こんなことを言われたことがある方もいらっしゃるかと思います。

自分は独身なので、まさに言われまくっている1人です。その度に
・独身であること、子どもを持たないことが普通ではないという見方をされている
と感じざるを得ません、。わけです。

この手の話で国会議員の「LGBTは生産性がない」発言は有名ですね。

今回はこのネタを使って
・LGBTは生産性がない発言の詳細
・そもそも人の生産性ってなに?
・人の評価に生産性が必要?

についての考えを紹介します。

人の生産性とは?

問題になった発言は2018年のものです。日経電子版から引用しています。

「LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がないのです」

具体的に生産性がなんぞやかを言及していませんが、子ども=日本という国を将来支える人材そのものを設ける気のない人間は国にとっては不要というメッセージが込められていると自分は捉えました。

子供をたくさん産んで、日本を支える人を増やしてくれる人⇨生産性が高い
子供を作る気がない、日本の人口を減らす原因になる人⇨生産性がない

この記事はLGBTカップルを対象にした発言でしたが、子供を設けていない人=生産性がないというなら
・独身、子なしの方
・結婚しているけど子供がいない方(不妊かどうかは関係なし)
こういう方も生産性がない人だ、ということになります。

このときは、当該の国会議員に批判の集中砲火が向きましたが、実際には同じ思いの人は一定数いたのではないかと推察します。ということで独身で特別子供が欲しいと思っていない自分は日本にとっては生産性のないお荷物人材のようです。

人生に生産性は必要?

上記の生産性の定義は子供を産むか産まないかという前提でした。ただ、この話題から離れたときに個人個人の生産性ってどう評価するんでしょうか?

よく動画や本で見かける「生産性を上げる方法」というのは仕事をたくさんこなすという意味で使われていて、上記とは別の意味です。じゃあ広い意味で生産性とは何かと言われたら自分は1時間、1日、1ヶ月、1年間という決められた時間の間に行動したことの多さ・大きさだと思っています。

この意味であれば、人生に生産性は必要です。

限られた時間の中でやりたいことはできるだけたくさんできた方がいいに決まってますよね。
・子供を産んで公園でたくさん遊ぶ
・脱サラして自分の事業をしたい
・1日中YouTubeをダラダラ見続けていたい
・好きなアーティストのライブに1つでも多く参戦したい
・日本一周の旅行をしたい
・仕事で一旗あげたい

言い換えるとやりたくないことはできるだけやるべきではありません

自分なら
・行きたくもない飲み会
・特にいく気がないのに誘われた付き合いの遊び、接待ゴルフ
こういうのは基本しないことにしています。

今回ネタにした子供の話にしても、産んだ後のお金の面倒を国が全部見てくれるなら別ですがそんなことはあり得ませんし「子供を産むべき」とけしかけた周りの人もどうせサポートはしてくれませんから、生みたくもない、育てたくもないのに「少子高齢化対策で周りから産めと言われたから」といって子供を産むくらいなら子供が不幸なのでやめた方がいいと思います。

自分が子供を持つ気がないのはお金の問題というよりも
・自分のDNAは残したくない
・そもそも国のために生きているわけではない
・他にやりたいことがある

というのが理由です。

子供は嫌いではないし、むしろ子供や子育て支援のためのお金のために税金を上げると言われても喜んで払います。

それを子供を持たないというだけで生産性がないと言われるのは納得がいかないですよね。

おわりに

今回は少しつっこんだ話をしましたが、みなさんの意見はどうでしょうか?

自分の人生はまずは自分が幸せに生きることを大前提に、どう生きていきたいか考えるきっかけにしてもらえたらと思います。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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