自分にとっての心地が良い投資

一般的にはリスクを抑えつつリターンも期待できるようなポートフリオ

投資をしている方はどんな基準で商品を選んでいるでしょうか?

とにかくリターンの最大化を期待できそうな組み合わせでしょうか?それともできるだけマイナスになる確率が小さくなるような組み合わせか、はたまたしないという選択肢か。

定性的に使われる表現はタイトルである「心地いいと感じる」方法であることが推奨されるかと思います。この「心地い意」のは前文でいうと2つめ、リスクをできるだけ抑えつつその中でリターンを求めるような方法かと思います。

具体的な手法としては次のようなものが挙げられます。実際にこれに従っている方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

リスクを下げる
  • 自分の年齢分の非リスク資産(現金・国債)を持つ
    例)40歳ならリスク資産60%非リスク資産40%
  • カウチポテトポートフォリオ:50%が株式、残りが現金/債券
  • GPIFのポートフォリオのモノマネ

上記は運用に使えるお金を100とした時の話。つまり生活防衛資金に相当する部分は別にあると仮定すると自分がおすすめしたいのはGPIFのモノマネですね。こちらでも紹介していますが、個人投資家よりもよっぽどプロな人たちが年金という超超大事なお金をできるだけ高い確率でプラスにするために考えられたポートフォリオ。これを年齢分の現金だとかキリよくリスク資産と非リスク資産半々というよりも裏付けがある投資方法です。

が、自分は投資商品を選ぶにあたって少し違う考え方で現在の投資方法に落ち着いています。

自分にとってはリスクが小さい≠心地よい

リスク低減は時間で解決

見出しの通りです。一般的にはおすすめされるリスクを下げることを商品選びの基準にはしていません。正確にいうと

リスク低減は商品選びではなくて投資期間を長くすることで実現させるということです。どうせ何を選んだって、クズみたいな商品じゃなければ10年20年でプラスに収斂すると過去実績上は言えるからです。それならプラスになるまで持っておけばよし、その途中の値動きには興味がないのです。

では自分にとっての心地いいとは

ズバリ、仮に最後まで値上がりがしなかったとしても諦めがつく商品であることです。

リスク商品ですから一時の上昇下降は当たり前です。と言いつつ長期的には上がるもんだろうと思いがちですが、そんなのはその時になってみないとわかりません。もしかしたら自分が買った時が最後の最高値だったということもあり得ます※そんなことなったらそもそもお金の価値は逆の意味で無くなってそうですが。

その時に「なんでこんなものに投資したんだ」と思うか「こいつですらプラスになれなかったならもうしょうがない」と思えるか、この違いが大きいと思ってます。

その基準で自分が選んだのが

  • 特定口座:VTI連動
  • NISA:先進国株式
  • ETF:VOO

です。別に過去10年の調子が良かったから選んだわけではないです。このままグローバルな経済が続けばアメリカの優位は続きそうだし、仮に今回のロシアウクライナ情勢を受けて世界中がブロック経済になったとして自国だけで経済を回せるような国と言ったらそれもアメリカくらいだと、そう思っているからです。

株式というと「もう全世界買っちゃいなよ!!」という意見もちらほらみますが、自分はもし新興国が二度とプラ転しなかった場合には「なんでこんなものに」と思う未来が見えたから新興国も全世界株も現在新たに積み立てるようなことはしてません


諦めがつくということは変に焦ったり、ガッカリしたりするようなことも多分なくなります。諦めておしまいだからです。この諦めがつくというのは「納得して投資できる」とも言えるんじゃないかなと思ってます。

もし投資の商品選びをするときにどうしても迷ったら

  • 何かあってもこの商品を買ったことに納得できるか
  • こいつで無理ならしゃあない、と諦めがつけられるほどの商品か

考えてみてはどうでしょう。

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