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今の時代、幸福のもとは丁寧な生き方から
『丁寧道 ストレスから自由になれる最高メソッド』を紹介します。
丁寧という言葉にはすごくいいイメージがありますよね。スローライフとかシンプルライフなんて、まさに丁寧な暮らしそのものではないでしょうか。
本書においては
- 丁寧な暮らしから自然に感謝できる姿勢に
- 感謝が幸福へ
というロジック?で持って丁寧が幸福のキーワードになっているわけです。じゃあ丁寧を意識するってどういうこと?ってのを解説しているのが本書です。
丁寧≠ゆっくり
とりあえず何にでもいいから五感を使って感じてみようっていうのが「丁寧道」の具体的なアクションになります。例えばこういうのです。
- 普段着ている洋服の質感を確かめて「肌触りがいいなあ」と感じる
- 通勤中の風景に目をやって「花が綺麗に咲いてるな」とか「風が気持ちいいな」と思う
- 行きつけのカフェのコーヒーの香りに注目してみる
こういうことをすれば何にでもポジティブな気持ちを持って関われるようになるよって話なんですが、じゃあこれができるようにするにはどうすりゃいいかってところで注意点があるのです。それは
ゆっくりやればいいわけではないということ。
ニュアンスとしては普段意識が届いていない対象に対して五感を使って色々と感じようぜって話なので、ゆっくりすることとはイコールじゃないってことです。確かにゆっくり行動したって気がつく人はつくし、付かない人は付かないし。
ただし!!
スピードが速いか遅いかで言ったら後者の方が細かいところに気がつく可能性は高まるので、最初のうちはゆっくりやっても別にいいよとしています。慣れれば勝手にスピードも上がるってわけです。
言われてみると「丁寧だな〜」と思う所作って別にスピードがゆっくりなわけじゃないんですよね。高速ではないかもしれないけれど無駄がないというかなんというか。
「丁寧」の意味、改めてちゃんと理解できました。