【2023年読書レビュー029】金持ちFIRE 貧乏FIRE

今回紹介する本

『金持ちFIRE 貧乏FIRE』です。


ベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」ではありません笑。

FIRE界隈では割と有名な方々によるFIREまでの過程とかFIREしてからの生活が簡素にまとめられているという本です。自分は表紙見て「パックン書いてるのか!」と勢いで買ったのですが、複数の著者による執筆なのは読み始めてから知りました(涙)

本書の目次
  • FIREとは何か?
  • FIRE、セミFIRE経験者の成功談・失敗談
  • FIRE後を考える

結局、純粋な”FIRE”はやってない

本書の範囲ではあるものの、結局次の2点が共通項として浮かび上がってきます。

  • よっぽど株で大儲けしたか(王道以外の手法で)、副業や事業で種銭を稼いでいる
  • FIREなるものをした後も儲けた方法を継続していて何もしていない人はいない

数多の人が望んているFIREは今の勤務先を辞めて、これまで趣味や楽しみとしてやっていることを生活のメインに据える生活かと思いますが残念ながら?そういう生活をしている人は見受けられません。あくまで趣味は趣味だし、軸になるものは軸になるもので別枠な感じがします。

少し考えれば趣味や楽しみしかしない生活を40歳とか50歳くらいから死ぬまで続けますか?と言ったらそれもなぁって思い至るもんなんですけど。じゃあ自分の場合はこのブログ(もしくは将来的には新しい媒体を立ち上げるとしたらそれ)が軸になるかどうかはわかりませんが、本業以外のことで時間を割いているものがあるという点では一歩進めているかなと感じてます。

ただしFIREした後も毎日株価チェックしている人のケースを見ていると「そんなことして何の価値が生まれるんや。そんな生活したないわ」と個人的には思います。個人的にはですよ。

本書から学べるところはこんなもんでしょうか?重ねてですが、今度こそはパックンが単独で書いた本を読んでみたいです。

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