この記事のもくじ
この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。
今回紹介する本
『お金持ちがしている100の習慣』です。
お金持ち、なりたいですか?自分はなりたいです。でも方法を知らないとゴールには行けませんよね。
本書の構成はお金持ちになるというゴールに到達するための100個の習慣について1個ずつなぜお金持ちになることと関係があるのか、具体的な行動は何をすればいいのかわかるようになっています。
まずはスタートをしっかりと。な2個の習慣
お金持ちになるにはたくさん稼いで、あまりお金は使わないようにして、プラスアルファで資産運用という
- 資産の増価額=(収入ー支出)+投資元本*リターン
シンプルにいうとこれに沿えばOKなのですが、それ以前にスタートダッシュを間違えるとこれに沿わない行動、不必要な行動をとってしまいます。そうならないようにすべきと自分が思った習慣はこちらです。
- お金持ちになりたい理由を明確にしておく
- 明確にしていないとお金持ちになることが最終ゴールになってしまう
- ゴールに向かうために割くべき事柄がわからなくなる
- 必要な資産額をすぐに答えられる
- 目標とすべき金額は人それぞれであるから
- 削減すべき支出額、求めるリターンが明確になる
例えば5000万円あればいいひとが「周りが1億円貯めてるから1億円」をゴールにしてしまうと過剰な支出削減、ハイリスクな投資、娯楽を一切しないでひたすら働く生活をしてしまいます。
そういう人は1億円を達成した後にこう思うでしょう。
「1億円貯めるのに使った時間、投資したお金を別のことに使えばよかった」
リベ大だと使う力もバランス良くって説いていますが、そのバランスを最適化するには必要な資産額を明確にしておくことで「これ以上は貯めずに使ってもいい」ラインを決めておくことが必要条件です。
でも忘れちゃいけないことは
この本のいいと思ったところ
- 1個ずつ紹介なので必要なとこだけ読める
- お金持ちになるために必要な情報、制度がわかる
ブルーバックスで発行されるものは大体が特定の分野に深掘りした本であるため、難しいのがお決まりですが、どういうわけか本書はスルスル読み進められました。自分が興味持って買ったからかもしれませんが。
お金に弱い人はお金に関する情報感度が弱い傾向にあります。その感度を上げるのに適しています。
本書の内容に関連して思ったこと
お金持ちになりたいと思ってなくても忘れてはいけないことは
お金持ちになることがゴールではないこと
本書の最後では割と有名な死ぬ前の5つの後悔が紹介されています。
- 自分らしく生きる勇気があれば
- 仕事をしすぎなければ
- 自分の気持ちを表現する勇気があれば
- 友人と連絡を取り合って置けば
- もっと人生を楽しんでおけば
お金持ちになりたいとしても上記のような後悔はするなってことです。お金持ちになることを第一にしてしまうと疎かになりがちな項目であり要注意です。
この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人
おすすめ度は10点満点中9点です。
この本は次のような方におすすめです。お金持ちになりたければその方達がやったことの真似事をするのが近道です。気になったものはどんどん実践して行っちゃいましょう。
- お金持ちになりたい
- さっと簡潔にお金持ちにつながる習慣を知りたい