この記事のもくじ
・服を買う時に時間をかけて迷っている方
はじめに
今回の質問と自分の回答はこちらです。
洋服に毎月(毎年)いくらかけていますか?
ほとんど使いません。最後にまともな服買ったのは3年前です。
ついつい衝動買いしたはいいけど、結局着ないままとか高くていいもの買ったけど勿体無くて着られない、そんな経験はないでしょうか?
Tカードでおなじみのカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が行ったアンケートによれば、服に関する実態は以下のようです。
・購入費用は1ヶ月あたり5000円未満と5000円以上で大体半々
・買ってから捨てるまでは2年以上は使う方が最多。擦り切れるまで、という方も20%強
アンケートでは捨てる時の基準がおそらく年数単位で回答する形式だったのだと思いますが、自分は年数ではなく回数で決めるべきと思っています。そこで今回は洋服に関する自分の基準について紹介します。
・服は買った後の1日あたりの着用コストを考えて買うべき
洋服購入の失敗経験
自分は高校までは洋服に無頓着だったのですが、大学に入ってからおしゃれになりたい!と思って学生の割にはまぁまぁお金をかけました。
そして、買ったはいいけど全然使わないものが結構ありました。
例を挙げるとこんな感じ。
- 革靴・・・1万円
ユーズドの革靴店で購入。なんとなく革靴履くファッションがしたくて買ったが、使い道が全く思いつかずに1回も履かずにさようなら・・・。 - コート・・・5万円
革靴同様、形から入ったはよかったが、コーディネート合うか全然考えていなかった
思い出せないのも含めると20万円は超えています。服が本当に好きな方にしたらはした金かもしれませんが、自分にとっては大金です。旅行やら書籍代やら投資に使うべきでした。
結局何が悪かったかというと次のような考えで買っていたからです。
おしゃれになりたい=おしゃれに思われたいという見栄で購入
車とか家にも言えますが、あくまで他人によく思われるか、ではなく自分が欲しいのかどうかを第一に考えないと、変に背伸びした出費をしてしまうことになります。
買うのが目的になってしまっている
自分の中では買った後のことを考えているつもりだったのですが、今思うと今あるものにも合うものではなく、その服なり靴なりを買うありきになっていました。
1日あたりコストを計算して見えてくること
そこで思ったのです。
ものを買う時には単なる価格の高い安いではなくコスパを気にするように服もトータルのランニングコストをコスパと考えて買ったらいいのでは?と。
購入価格とデザインやら服の質を比較してコスパがいいかどうかを判断する方はいらっしゃるかもしれませんが、もう一歩先の
・買ってから捨てるまでに何回着れそうか
・その結果、1回あたりの着用コストはいくらか
を考えてみましょう。
・2000円のTシャツだけど、そんなに気に入っておらず月に1回だけ2年間着用⇨2000/12/2=833円
・5000円もするTシャツだけど、とても着やすく丈夫なので毎週来ても2年間持った⇨5000/52/2=48円
後者のほうが真の意味ではお得な買い物であることがわかります。
こうして買う前に一歩とどまって上記のことを考えてもらえると
「安いけど、あんまり着るイメージ湧かないな、却って無駄遣いになりそう」
「今この瞬間で買う時は高いけど、4〜5年は使い続けられそうだな」
と買った後の使用頻度のイメージも湧くので、買って後悔とか愛着湧かずにすぐ捨てるなんてことはなくなります。
おわりに
いかがでしたか?
洋服や靴は値札の安い高いではなく、買ってからちゃんと使うイメージができているか、実際に使うかまで考えて踏ん切りつけて買えば後から振り返った時に
「高い買い物だった」ではなく
「高かったけど、良い買い物だった」と思える買い物になります。
おしゃれが大好きな方もそうでない方も、この基準で服を選ぶことで後悔の少ない買い物ができると思います。ぜひ試してみてください。
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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!