【嬉しいような悲しいような】Appleの新OSのお話

Appleは大体3ヶ月ごとに新しい端末とかOSについて発表するイベントを開催しています。それが3−6−9−12月なのは知っていたのですが、朝起きたらニュース上がってたので関係ありそうなところだけチェックして思ったことを書き出しときます。

まずは嬉しい話

iPadがよりPCチックに

iPadOS16の機能でいいなと思ったのは次の2つ。AppleのiPadOS16プレビューページを引用しています。

  1. 外部ディスプレイのサポート
  2. ステージマネージャ

今までもiPadは外部ディスプレイにしていましたが、それはミラーリングと言ってiPad本体と同じ画面をそのまま外部ディスプレイに映し出すだけでいわゆるデュアルディスプレイ的な使い方ができませんでした。

これが実現するので、また一つパソコンとの差が埋まったといえます。


ステージマネージャは各アプリのウィンドウサイズを好きに変えられる機能。今もアプリ切り替えする時にはこんな感じの視覚でひと目に確認できますが、ウィンドウサイズを変えられないのはいかにも型にはまった作業しかできない感じで残念に思っていたので嬉しいです。

ってよくよく読んだら、最新のiPad AirとiPad Proだけの機能みたいです。はやとちりでした・・・・・。

まさか、無印第5世代がサポート対象に

これまでの経緯から無印iPad第5世代はサポート切れになると思ってました。リリースされたのが2017年3月だったのでもう5年です。

自分が無印の第9世代を買ったのもこれを見越してのことです。

ところがこうです。もう1年最新OSで使えることになりました。

OS関係なくバッテリーの問題がかれこれ5年も使っていると顕在化するのではないかと踏んでいたので特に後悔はないですね。

ここまでくると物持ちも含めて巷のPCよりiPadの方がいいのではないかという嬉しい悩みが増えそう。


次は悲しい話

円安抱き合わせの値上がり

今回新商品として紹介されたのはMacBook AirとMacBook Proです。このうちもエントリーモデルであるMacBook Airの最低価格は以下の通り。

MacBookの最低価格
  • M2、メモリ8GB、SSD256GB(新作):1199ドル=164,800円
  • M1、メモリ8GB、SSD256GB(値上げ後):999ドル=134,800円
  • M1、メモリ8GB、SSD256GB(値上げ前):1099ドル=115,280円

もし円安さえなければ999ドル=105,000円くらいのはずだったので実質は6万円の値上げということになります。しかもこれってメモリとかストレージのアップグレードを一切しない値段なので、実際買う時には20万円弱ということに・・・。

円安なのが悪いんですが、こうなるといよいよエントリーモデルといえども庶民には手が届かなくなります。自分のことを言っとくなら今年のうちにMac miniを整備済みで手に入れられて本当にラッキーでした。

最安モデル同士で比べるとMacBook AirとMacBook Proの値段差が1万円ほどしかなかったので、これだったらProを買うかなぁと思っちゃいます。

追い込まれたiPhone8

iPadは自分が持っている第5世代がもう1年OSサポートの下で使えることが決まりましたが、もう2年は安泰だと思っていたiPhone8が崖っぷちになりました。

iOSの方のサポートはこんな感じで、一気に2世代分が対象外に。6sが特別長かったと思えばいいのですが2016年リリースのiPhone7が2022年9月をもって、ということは1年後に発売されたiPhone8は・・・てことに。

とはいえ最新OSを2年持たせてくれるかどうかもわからんAndroidに比べれば非常に良心的です。来年は元からAndroidスマホの更新を予定していましたが、iPhoneも必要になりそうです。

でも不思議です。脳みそに当たるチップは無印iPad第5世代はA10でiPadOS16に対応して、それより1個新しいA10を内蔵しているiPhone7がiOS16に非対応。

どんな基準で対応非対応を決めてるんですかね〜、すごく興味あります。

2010年代に発売されたiPhoneのOSサポート期間
セキュリティアップデートの期間は除きます。
  • iPhone4(A4):iOS4〜7、2010年6月〜2014年9月の4年間
  • iPhone4S(A5):iOS5〜9、2011年11月〜2016年9月の5年間
  • iPhone5(A6):iOS6〜10、2012年9月〜2017年9月の5年間
  • iPhone5s(A7):iOS7〜12、2013年9月〜2019年9月の6年間
  • iPhone6(A8):iOS8〜12、2014年6月〜2019年9月の5年間
  • iPhone6s(A9):iOS9〜15、2015年9月〜2022年X月の7年間
  • iPhone7(A10):iOS10〜15、2016年9月〜2022年X月の6年間
  • iPhone8、X(A11):iOS11〜、2017年9月〜
  • iPhoneXS(A12):iOS12〜、2018年9月
  • iPhone11(A13):iOS13〜、2019年9月〜

・・・

というか本当に来年で切り替わるなら後釜を考えておかないといけません。iPadと違って整備済み製品が存在しないし無難にSEですかね〜。それでも6万円弱なので痛い出費なのは間違いありません。

Appleは長く使えるので今後も推します

欲を言えばアホほどバッテリーを積んだSEみたいな端末が出てくれると嬉しいのですが、それがなくても5年6年セキュリティとか最新機能が使える使えないの心配をしないで使えるApple製品はいいなぁと思います。

向こう数年で価格が2倍3倍となったら少し考えますが(それでも少しかい!)、そうでもならない限りはiPhoneなりiPadなりを長く大切に使わせてもらいます。もし本当に2倍3倍になったら冗談抜きでiPadをパソコンとして使うことになるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA