【2021年読書レビュー】人生の結論

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この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。

お断り
この記事はもともと毎月読んだ10冊をまとめて紹介する形で掲載していましたが大変読みづらいことに気づいたので、1冊ずつのレビュー形式で再掲していますm(_ _)m

今回紹介する本

『人生の結論』です。

人生の結論、それはいつ出るんでしょうか。皆目見当もつきません。もしかしたら結論は出ないまま終わるかもしれません。

そもそも人生の結論って何なのか。良い悪いってものなのか、何か達成条件みたいなものがあるのか、考え始めると思考崩壊しちゃいそうです。

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本書は著者自身が執筆時点で80年以上を生きてきた経験をもとにした個人的「人生の結論」が書かれています。

著者について
著者である小池一夫さんは本書が刊行された翌年の2019年に逝去されています。ご自身の中でゆるがない人生の結論は導かれていたのか、気になるところです。75歳から始められたツイッターは今でもアカウントが残っているので興味のある方は一度見てみるといいでしょう。

本書の構成は以下の通りです。

本書の構成
  • 人間関係ーまずは自分で自分を正しく評価する
  • 働くー経済的自立と精神的自立
  • 自分との向き合い方ー人は他人に迷惑をかけるものだという大前提
  • 粋なことー良いものに触れる
  • 人を愛するー他人の幸福を願って真摯な対応
  • 年齢を重ねるー老化ではなく進化
  • 自己実現ー自分が自分を守る

社会生活における身の振る舞い

カテゴリー別に”結論”が書かれている構成の中でハッとさせられたのは3章です。

  • 自分を大切にすると、それが相手に伝わって他人からも大切にされる
  • 自分の人生を生きる=他人の評価(価値観)に振り回されない
  • 人は迷惑をかけて生きているという前提があるといい意味で他人を許容できる

人間は社会的な動物なので他人に評価されるというのと自分の人生を生きる(他人の人生を生きない)は両立するもんだと思ってました。

他人の評価は他人の価値観によるという考えは言われたらそうなのですが、全然気づきませんでした。

自分で軸を持って生きる

この本のいいと思ったところ

  1. 著者の経験ベースであること
  2. 本と旅を薦めてくれている(個人的共感ポイント)

自分が好きだからという超主観が入っているのですが、読書と旅を推奨されている方ではずれに当たったことがありません(にわとりたまご的ですが、読書と旅を勧めている方が先で自分が好きになったのが後)。

ということで本書も無条件で高評価です。

本書の内容に関連して思ったこと

人間関係はこうあるべき、働くことはこうあるべきと種々意見を主張されていましたが、広く言うと自分でこれという軸、価値観が決まっていればそれがその人の人生における結論ではないかと思います。

それがないと本書に記載のように他人の人生を生きてしまったり、本意ではない選択を強いられたりするのではないでしょうか?

自分はと言うと他人がどう思っているかは気にしない(そもそもいい評価をしてもらえると期待することすらしていない)ので自分の中でこれというものはできつつあります。あとはそれにしたがって行動できるか否かです。

この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人

おすすめ度は10点満点中10点です。

この本は次のような方が読むのにぴったりと思います。

  • 自分の人生でこれという確固たるものを見つけられていない
  • 先人の知恵に学びたい

人生に遅いことはありませんが早いに越したこともありません。本書のような生き方を示唆してくれるものに早く出会えるとその恩恵を複利で受けられること間違いなしです。

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