【2021年読書レビュー】マイノリティデザイン 「弱さ」を生かせる社会をつくろう

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この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。

お断り
この記事はもともと毎月読んだ10冊をまとめて紹介する形で掲載していましたが大変読みづらいことに気づいたので、1冊ずつのレビュー形式で再掲していますm(_ _)m

今回紹介する本

『マイノリティデザイン 「弱さ」を生かせる社会をつくろう』です。

マイノリティ=少数派のこと。一般世間の感覚で言うと以下のどれかにでも当てはまったらマイノリティかと思います。

  • 手取りの8割以上貯金している
  • 何らかの障害を抱えていたり、通院したりしている
  • 会社の飲み会に誘われても行かない

民主主義では多数決原理なのでマジョリティに合わせて物事が決まったり種々整備されたりするのは全くおかしくはありませんが、マイノリティはマイノリティで尊重されることがポイントです。

本書は“マイノリティ“がいかに価値を生み出しうるのか、自分自身の能力を最大限生かす生き方をするためにどうするべきかを紹介しています。

本書の構成
  • マイノリティデザインとは
  • 自分の能力を横展開してできるもの
  • マイノリティが生んだ「ゆるスポーツ」
  • 自分を企画する
  • マイノリティデザインの作り方

自分の中にもマイノリティなものってないでしょうか?音痴とか、カレーが嫌いとか、ガラケーをいまだに使っているとか・・・。

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実は隠れたマイノリティに本書を読むと気付けるかも!?

マイノリティデザインの作り方のポイント

著者は広告業を生業とされているだけあって、本書タイトルである「マイノリティデザイン」の作り方を非常に具体的に解説されています。

書籍では次のようなポイントで作ってみましょうとしています。

  • 持続可能なアイデアであること(通常の広告や企画は一瞬もので続かない)
  • 5つのPに注目する
    • ピンチ:マイノリティを見つける宝庫
    • フィロソフィー:ピンチをどうやって解決しようかという価値観
    • プラットフォーム:ピンチを解決するための仕組み、ハコモノ(本書で言うとゆるスポーツ)
    • ピクチャー:大袈裟に言うと事業計画
    • プロトタイプ:とりあえず1個事例になるものを作る
  • 企画のあいうえおで他人に振り向いてもらえるアイデアづくり
    • あ:遊び心
    • い:怒り
    • う:疑い
    • え:エール
    • お:驚き

もしあなたがマイノリティに目を向けて何かよくしたい!自分が盛り上げたい!そう思ったら上記のフレークワークを活用して見るのはどうでしょうか。

自分はもし覚えてたら「東北を盛り上げる」を計画するときに使おうと思います。

会社のためだけでなく自分のため、他人のためにも時間を割く生き方を

この本のいいと思ったところ

  1. 著者が実際にスポットライトを当ててきたマイノリティを知れる
  2. 自分を生かす生き方の考察を深められる

本書の内容の半分くらいは著者自身の

  1. 広告代理店で普通のサラリーマンのように働いていた話
  2. 生まれた子供が全盲であることをきっかけに働き方をガラッと変えた話
  3. マイノリティに注目した種々活動

なので結論を直ぐ知りたい人にとってはもどかしいかもしれませんが、実体験の記述があるからこそ提示されたデザインの作り方をどう自分に落とし込むか考えられます。

貢献ポートフォリオという考え方

本書の内容とは直接的には関係ないのですが、著者が主張する「貢献ポートフォリオ」=誰に貢献して、どのくらい時間と労力を割いているかという概念は斬新かつ有価値なものと思いました。

会社員なら会社のために何%、自分のために何%、地域のために何%・・・といった具合です。こういう話になると会社に尽くすのはダメという論調になりますが、一般的なサラリーマンの問題は会社の割合が多すぎることです。

きっころ
きっころ

会社に貢献するのは間接的には一緒に働く人、お客様、真面目な話で言うと株主に貢献していることになるので全然悪いことではありませんよね。

会社や学校といった比較的受動的に属しているであろう組織のため以外にも時間を労力を割こうよ!と言うのが主旨であり、自分も同意です。

今の自分はこうですが

  • 会社70%:自分20%:他人5%:それ以外(≒東北)5%

将来的にはこうしたいと思ってます。

  • 会社30%:自分20%:他人15%:それ以外(≒東北)35%

この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人

おすすめ度は10点満点中9点です。

この本は次のような方が読むのにぴったりです。自分で事業をしたい、何かことを興したいときにニッチなところを攻めるのはよくあるやり方ですが、そのアイデア出しとしても本書は活用できると思います。

  • 誰も目をつけていないようなことを初めてみたい
  • 少数派にも寄り添った生き方をしたい
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