【2021年読書レビュー】ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

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この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。

お断り
この記事はもともと毎月読んだ10冊をまとめて紹介する形で掲載していましたが大変読みづらいことに気づいたので、1冊ずつのレビュー形式で再掲していますm(_ _)m

今回紹介する本

『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』です。

リベ大で紹介されていたのをきっかけに読んでみることにしました。

タルムードとは以下のようなものです。儒教で言う論語、キリスト教で言う聖書みたいなもんと理解してます。日本だと何があるでしょうか・・・。

  • 約1,500年前に書かれた書物
  • 日常生活や恋愛など様々な事柄についての規範を定めている
  • 単純な言葉の意味は古代ヘブライ語で「研究」「学習」

本書ではお金とビジネスという側面からタルムードに書かれている言い伝えと、そこから学ぶべきことが記されています。

本書の構成は以下の通りです。

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本書の構成
  • お金を引き寄せる言い伝え(以下一例)
    • 魔法のザクロ
    • <正直な仕立て屋/li>
    • 悪魔と助産婦
  • ビジネスにつながる言い伝え(以下一例)
    • 手と足と目と口、一番偉いのは誰?
    • 難破船の三人の乗客
    • 二人の乞食
  • 覚悟を決めて道を開くための言い伝え(以下一例)
    • ノアの方舟の真実の話
    • 小魚と水
    • パラダイスを見つけた男

個人的おすすめな説話

本書では合計37の説話が紹介されていますが、その中でお気に入りのものを紹介します。

『悪魔と助産婦』です。

  • 助産婦の前に猫の姿のした悪魔から「他の悪魔が法外な報酬を提示するがいつも通りの報酬だけ受け取るように」と忠告
  • 実際に後日城主(の姿をした悪魔)に出くわすが忠告を守った
  • 別の人(ラバイ)は城主からご馳走を提案されたがこの忠告を知っていたので固辞した
  • さらに別の人(モヘルというケチな人)は忠告を知っていたので同様に誘惑を断ったが悪魔からは「人に与える(寄付する)ことをしなければいずれ悪魔に引き込まれる」と忠告された。
  • ラバイからも同じ指摘をされたので寄付をするようになった

なぜ3人とも誘惑を断ったのにモヘルだけは追加の忠告を受けたのか。これは次のような違いがあったからです。

  • 助産婦は無理なお願い(真夜中にお産の助けのお願い)にも嫌な顔をせずに対応し、貧しかったにもかかわらず忠告を守った
  • ラバイは見知らぬ故人の葬式であるにもかかわらず遠くまで足を運び、丁寧に弔った
  • モヘルはケチな人で忠告されたから誘惑を断っただけ

3人とも忠告を受けた上で誘惑を断ったのは一緒ですが、根本的な人となりからして助産婦&ラバイとモヘルでは違うことがわかると思います。

ここからの学びは人のためにお金(ないしは労力)を割くことで幸せになれるということ。

自分はできてないんですけどね、だから紹介しました。

古きを温めて行動する

この本のいいと思ったところ

  1. 昔の有益な知見、言い伝えを知ることができる
  2. 各々の説話に対しての解説がある

『論語と算盤』は日本人にとっては比較的身近な良書ですが、それ以外のものってあまり触れないんじゃないでしょうか?

昔に書かれたものほど非常に本質をついた教えになっており学ぶこと、取り入れられること多数です。

本書の内容に関連して思ったこと

ユダヤ人は最も優秀な人種とされています。

なぜ他の人種に比べて優秀なのか、成功を収めているのかを知ることで自分達の成功や金銭的、精神的幸福につながります。

ただユダヤでの教えである以上、自分がそれに従った行動を取ろうとするなら大多数の「普通」の日本人にとっては受け入れられない、もしくは、考え方を理解してもらえないこともあるかもしれません。

そういう時は一貫して行動するだけですね。

人と同じ学び方をしたら同じような行動パターンになるし、結果も同じようになります。人と違うことをするには人と違う行動が必要ですが、根本的には人と違う情報や考え方を取り込んで拠り所とするのが大切かと思いました。

この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人

おすすめ度は10点満点中10点です。

この本は次のような方が読むのにぴったりと思います。

  • 海外で古くから知られている言い伝えを知りたい
  • 何らか成功したい、そのために必要な考え方を知りたい

古くの書物がいいのは「こうしたらいい」よりは「こういうことをしてると損をする、痛い目を見る」と失敗する共通パターンがわかることです。

悪魔と助産婦の話でいうと他人に尽くすことが幸福に直結するかしないかはわからないけど、人に尽くさないことは不幸になりますよというニュアンスです。

ぜひ古くのものから学ぶ姿勢を取り入れていきましょう。

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