【2021年12月版】ミニマムライフコスト、見直してみた

常軌を逸した過去検討

ブログを始めて間もないころに自分のミニマムライフコストを紹介しました。

当時は自信を持って「抜けはありません!」とほざいていましたが散々抜けが見つかったのと前提を見直すべきと考えて見直しを実施しました。

そこで今回は、見直し結果は見直すに際しての前提条件の変化を示します。いま現在生活費の最適化や見直し検討をされている方の参考になると思います。ぜひ最後まで読んでいってください。

きっころ
きっころ

検討の抜けというより久々に当時の記事を開いてみたら読みづらくてしゃーないのがもっと驚きでした(今もかもだけど)。

見直し結果

さっそくですが、結論を下図に示します。比較のために前回検討時の数字も入れました。

年間60万円から94万円の34万円増です。いや、増えすぎ・・・。

以降、具体的な変化点を紹介します。

甘い見積もり。読み抜け多数

大きな変化点

見てもらったら分かる通り増額、項目追加したものは3つです。それぞれ見直し理由書いていきます。

  • 家賃ー22.8万円増加
  • 通信ー1.2万円増加
  • 不定期ー10万円増加

家賃

みなさん家賃というとどれくらいの相場をイメージされるでしょうか?もちろん住む場所、駅からの距離、築年数など影響因子は多岐ですがざっくり4〜7万円というとどうでしょう。自分の中では3〜4万円なら安いかなという感覚です。

で、前回検討時は

「その気になれば安いところなんていくらでもある!2万円なら十分実現可能!」と思っていましたが経済的自由を達成した後の居住地(前提)である仙台市で定期的に賃貸情報を調べても数えるほどしかありません。

見通しが甘いとはこのことです。

また、別のリスクとして物価上昇による家賃の値上げや築年数の古い物件の建て替えによる物件減少が考えられます。

流石に3〜4万円の範囲だと仙台市内のJR線沿線でも選り好みするくらいの物件数はあるので、現実的なコストとして設定しました。数字が端数なのは他との数字合わせの都合です⇦。

通信

他2つに比べると瑣末な増加ですが、もともとはこうでした。

  • 楽天モバイルを利用
  • 料金体系が現状まま(3000円ちょっと)
  • 食品を楽天市場で購入し、そのポイント(約2000円分ちょっと)で支払う
    前提

ですが、以前紹介したように楽天サービスのポイント還元の改悪やすべての食品を楽天市場で買う前提がおかしい(少なくとも野菜や卵納豆はスーパーで購入)ことに気づいてポイントで支払える額は少ないと判断しました。

不定期

最後にして今回の核の話です。

気づいたのは先日行った運転免許の更新のときのこと。


「免許更新は3000円の手数料がかかるのか。」

「車は持ってないけど運転はするかもしれないからこれからもゴールドのままなら5年ごとにいるな。」

・・・

「あれっこのお金ミニマムライフコストに入れてないぞ!!」


免許更新は5年で3,000円だからまだいいんです。ところがこれに気づいて持ち物を洗いに洗い出して「これを持っておくなら何年ごとにいくらかかるのか」を考えました。


「パスポートは数年後に期限くるな・・・。あっ。更新費用1万円越えだ・・・。」

「もしアパート住んだら更新手数料いるよな・・・2年ごとに1〜2万円か・・・。あっ!火災保険も入らないと・・・。」


こんな調子で抜き出した結果がコレ。

はい、年間にならして10万円分です。

そりゃこんだけ考慮してなかったら月5万円の年間60万円しかかからないわけですよ。

国民年金の扱い
今回の見直しでも国民年金保険料の支払いは考慮していません。これは
  • 免除申請すれば税金分はもらえる
  • 国民年金が全くなくてもミニマムライフコストを賄える金額を経済的自由の最低限のゴールラインにしている
が理由です。もちろん旅行代や書籍代などのプラスアルファの一つとして国民年金保険料の支払いは別途考慮しています。

ミニマムライフコストでもある程度のバッファーは必要

これが反省点であり、学びです。

あまりにかつかつな検討をして、本当にその金額を前提にリタイアしちゃった場合少しでも値上がりや突発出費が発生したらジエンドです。

青天井みたいに検討するのも考えものですが、楽観的すぎるのもいかがなものかと思います(自分に対して)。

実はこれでも医療費がかかったら?とかほかの家電が必要になったら?このような検討が抜けてはいるのですが、こればっかりは現在持っていない/かかっていない費用で予測のしようがないからです。

いま検討できる範囲で過小でも過大でもなく適切に予測する。これが家計管理をするうえでのポイントです。経済的自由を目指している人にもそうでない人にも当てはまると思います。

ぜひこの屍を越えて正しい家計管理を身につけてもらえたら幸いです。

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