【2022年読書レビュー】絶対悲観主義

まえがき

今回紹介する本

『絶対悲観主義』です。

本書の概要

自分は常々以下をモットーに行動しています。

  • 他人には期待しない
  • 自分完結のことであっても最悪を想定する

これで悪い方向に感情が動くことはありません。良い方はある”かも”しれません。

例えば旅行で使う電車や飛行機は欠航運休した場合にどうするか考えておく、他人にお願いしたことはいつまで経っても終わらない(結局自分でするくらいの意気込み)とかですね。


期待値を下げる考え方においては『最悪を想定して最良に期待する』が一般的ですが、著者の考えはもはや0か100かにあって

自分の思い通りにうまくいくことなんて、この世の中には一つもない=絶対悲観主義

ことを前提とされています。ただこれが”うまく”日々の仕事を進めるための鍵だというのです。本書はガッツリ解説というよりは「絶対悲観主義」を信条とする著者の考え方を断片的に集めたものになっています。

本書の構成
  • 絶対悲観主義
  • 幸福の条件
  • 健康と平和
  • お金と時間
  • 自己認識
  • チーム力
  • 友達
  • オーラの正体
  • 「なり」と「ふり」
  • リモートワーク
  • 失敗
  • 痺れる名言
  • 発表
  • 初老の老後

絶対悲観主義のメリット

楽観主義と悲観主義の2区分はよく聞きますが、さらに一歩踏み込んだのが絶対悲観主義(本書では全く言及もないですが、本書を踏まえると「すべてのことは自分の思い通りにいく」と考えるのが絶対楽観主義になるんですかね?)。

著者がなぜ絶対悲観主義を推しているのか、その理由として次の6点挙げられています。

シンプルで簡単

0か100かなので主観による判断(具体的にはどこまで悲観してどこまでは楽観しておくか)が挟まれないのは確かに良いことです。

想定される限界いっぱいまで悪いことが起こると思っておけば、それ以下はありません。その結果に死とか大事故で障害が残るとかは流石に考えすぎというか実際に起こってももうどうしようもないので考えるだけ無駄かなとは思いますが。

仕事の速度が上がる

多分大丈夫そうな仕事とヤバ目な仕事。どうせしないといけないならどっちから先に手をつけてマンパワーをかけるでしょうか?自分なら後者ですね、そういうことです。

悲観から楽観が生まれる逆説

これは良くわかりませんでした!悲観ありきから生まれる「まぁうまくいかんやろうけどやってみるか」という楽観というか前向き思考でしょうか。

失敗が現実になった時の耐性

そりゃ、失敗すると思ってるから実際に失敗しても「やっぱりか」で終われるに決まってます。もし心のどこかで「でもうまく行くと思ってたんだけど」なら絶対悲観主義ではないですね。

顧客思考になる

相手に期待しないことの裏返しです。相手は自分のことを考えてくれないので自分から相手のことを考えて行動するということです。

自分固有の能力、才能の所在がわかる

ただし長期間続ければの話です。

客観的なフィードバックの積み重ねにより自分の能力を評価するということです。

「絶対」かはともかく悲観主義はおすすめ

「絶対」まで行くと気持ちが塞ぎ込んでしまいそうな気もします。ので、万人にいきなり「さぁ今から絶対悲観主義になりましょう」とは自分は薦められません。

でも、ベースが楽観主義か悲観主義かといえば悲観主義をおすすめします。「絶対」ではないものの根っこの考えは本書で書いてあることと同じです。悪い方をイメージしといたほうが危機感出て行動早くなりますし、本当に悪い結果になってもがっかりしなくて済むので精神衛生上もベターです。

楽観主義より悲観主義、物好きな方は絶対悲観主義で生活してみましょう。

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