【2022年読書レビュー】体温力 “冷え”をとれば病気は治る!

この記事では直接的に書籍の内容に触れることはできるだけ避けたうえで、読んでその内容について思ったことなどなど紹介します。

今回紹介する本

『体温力 “冷え”をとれば病気は治る!』です。


特定の本を読んだことがなくても体温は高い方がなんとなく免疫力なるものが高くなって健康になるーそう認識されている方は一定数いらっしゃることと思います。

日本人の平均体温は1957年時点では36.8℃もあったそうです。1957年時点では(以下、テルモ体温研究所より引用)

でもこれって今でいうと微熱って言われる水準ですよね。本書の冒頭でも触れられていますが現代の日本人はもっと平均体温が低いと指摘しています。自分も小学生・中学生の頃は36.6℃くらいだった平均体温は2022年現在で36℃を切ってます。

きっころ
きっころ

旅行行った時の宿泊先で体温測定を求められる時にバグなのかどうか分かりませんが34℃台を記録することも・・・

幸い、これが災いして病気になるようなことはここ数年ないし、体温も高い方がいいんだろうなとは思っているのですが

本書の目的

よくある「はじめに」「まえがき」がないので著者の意は直接的には分からないもののまぁ、平均体温が下がっていることに対しての警鐘を鳴らすことでしょう。

本書の構成

6本だてとなってます。最終章はただの体験談なので読み飛ばしてもOKです。自分は読み飛ばしました。

本書の構成
  • 低体温と日本人の健康に関する現状
  • 日本人の平均体温が下がってきた理由
  • 平均体温と病気の関係
  • 体を温める方法ー生活様式編
  • 体を温める方法ー食事編
  • 体温を上げて健康になった人の事例紹介

日本人の平均体温が下がってきた理由

自分の体温が低いかどうかと日本人全体としての平均体温が下がっていることは直接関係する話ではありませんが、自分の体温が低い原因は日本人全体のそれと一緒かもしれません。

自分は本書を読むずっと前から体温を上げたいと思って色々試して(うまくいってませんが)きましたが、体温が低い原因には目を向けてこなかったし、目を向けている媒体を見かけたこともなかったのでこれを紹介することとしました。

以下、全ては示しませんがこの中に自分が当てはまっている特徴はあるでしょうか?

  • 運動不足(特に筋肉を使うような)
  • 塩分の控えすぎ
  • 水分の摂りすぎ
  • 食べ過ぎ
  • ストレス
  • 湯船に浸からない
  • 夏のクーラー

筋肉を使う運動の減少

筋肉を使った運動は体からの発熱を生じてくれる貴重な機会です。なので運動しなくなったから筋肉量が落ちて発熱量も落ちて体温が下がっているというのは間違いではないでしょう。

本書で言及されているものだけでも“昔やってたけど今はやっていない運動“があります。

  • 薪割り➡︎石油ストーブや暖房
  • 掃除➡︎掃除機、お掃除ロボット
  • 洗濯➡︎最近では洗剤投入まで自動の洗濯乾燥機が
  • 食べ物の買い物(肉屋や八百屋などへのはしご)
    ➡︎スーパーに行けばこと済むし、究極ネットでポチッとすればおしまい

塩分の控えすぎ

塩分は高血圧の原因だ!として基本的には敬遠される存在です。これと体温の何が関係あるのか。

ですがいい塩なら摂ってもOKといわれます。それは

  • 体内の浸透圧を保つ(最近は水分+塩分補給って言われますよね)
  • 筋肉が収縮運動をするのに使われる

など生きていくために必要な役割を担っているからですが、その一つに体温を上げるというのがあるそうです。体温を上げたい人は積極的に塩分を取るといいかもです。

補足
なお、肝心の「なぜ塩分を取ると体温が上がるのか」については一切解説がなかったのですが、「塩分を取ると体温抑制機能がある」とする論文を見つけたので参考までに貼り付けておきます(食塩の摂取が寒冷刺激による体温低下に及ぼす影響)。

水分の摂りすぎ

「水分は意識して摂りましょう」っていうのでたくさん飲まなきゃいけないんだと思いがち。

ですが水を飲みすぎると

  • 下痢になる
  • トイレにいく回数が増える

ということになりますが、この時に体の熱も逃げちゃうというわけ。

自分はついつい水を飲みすぎたり、極め付けはコーヒーや緑茶など利尿作用のあるものを飲みがちなのですがトイレに行く度に熱が逃げてってる感じがします。

自分の低体温の真因はこれかも。

過ぎたるは及ばざるが如し

この本でわかること

  1. 体温を上げる習慣、下げる習慣
  2. 健康を保つための体温の重要性

コロナが広まったことで体温を測るようになり、自分の平生の体温に気づくようになった方が大半でしょう。自分はてっきり日本人の平均体温ぐらいはあるとずっと思っていたのでコロナが広まって体温を測った時に36℃もないことを知った時は驚いたくちです。

たまたま体温が低くてもずっと元気!という方でも本書を読めば「今はいいけど、健康でい続けたいからちょっとでも体温上がるような生活にしようかな」と思えることでしょう。

本書の内容に関連して思ったこと

日本人の平均体温が下がった理由はここで出した以外にも合計で10ほど紹介されていたのですが、どれにも共通して次の言葉に集約されると思います。

  • 過ぎたるは及ばざるが如し
  • 過ぎたるもの
    • ストレス
    • 水分
    • 食事量
  • 及ばざるもの
    • 塩分
    • 運動

例えば運動不足は「少しでも便利に、時短に」との思い出作られた家電の導入が“過ぎた”結果ですよね。

『自分達は家事をするために生まれてきたんじゃない』

『その浮いた時間で自分の好きなことをしよう』

このような意見でもって家電の導入で家事や買い物での外出をなくすことは肯定されがちですが自分は同意してない派です。こういう方々はこの浮いた時間でジムとかで運動するんでしょうけど、

だったら上記の家事を運動の一部だとみなせば、わざわざ運動の時間取らなくていい全身運動にもなるじゃ

と思うのです。何だろ、運動する時間を取るためにながら運動になる行為を家電に任せるって訳がわからないんですよね。しかもお金かかってるし。


他にはミニマリストなんて最近は言いますが、昔だってちゃぶ台をテーブルにも勉強机にもしていた訳ですからこれも物を持たない生活です。

今追い求めている生活って実は昔の生活そのものであって、だとすると昔の生活は非合理的に見えて合理的な側面もあり、ライフスタイルを考える上で参考にすべきなんだなと思いました。

きっころ
きっころ

もちろん、全ての文明の発達を否定はしませんよ!

冷蔵庫ないのは不便だし、スマホがないのも不便だし。

この本のおすすめ度と読むのがおすすめな人

おすすめ度は10点満点中10点です。

この本は次のような方におすすめです。

せっかくコロナで自分の体温の高い低いに気づけるようになった訳ですし、細かな日常生活から体温を上げて巷で言う免疫力(そんな物存在しないって言いますけど)を上げていきたいものです。

  • 冷え性の自覚がある
  • 免疫を高めることに興味関心がある

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