【S&P500】2022年1〜3月の銘柄入れ替え

まえがき

安定と信頼のS&P500

過熱とも言えるほどの米国株ブームですが、これはひとえにS&P500の過去実績によるものです。

こちらはS&P500の過去チャートですが、綺麗(というのは言い過ぎな気がしますが)右肩あがりを辿っています。一般庶民は銘柄分析をする時間なんて取れませんし、やったところでプロと言われる投資家に勝つのは至難の業です。よって勧められるのがインデックス投資であり、かつ、そのインデックスというのはS&P500とか全世界株式(例:MSCIのACWI)が良きといわれています。

知らないものには投資しない

かの有名な投資家ウォーレンバフェットはバリュー株投資で巨額の資産を積み上げてきました。よってインデックス投資ではなくて割安な銘柄への個別株投資をしてきたわけですが、その投資対象を決めるときの基準に「あなた自身がよく知っているものだけ」と言及しています(幻冬社ゴールドオンライン 本物の資産家が「理解できないものに投資はしない」理由)。

つまり自分が知らないものには投資をするなってことです。


となったとき、S&P500に連動するインデックス投資をしている方の中でS&P500とはどんな指数でどんな企業がどんな基準で選ばれているか知っている方はどの程度いらっしゃるでしょう。

インデックス投資は面倒な銘柄分析をしなくてもいいこともメリットであり、そうするとわざわざS&P500の構成銘柄である500社全てを暗記する意味合いはありません。が、S&P500が何かも知らずにリターンが高いからと投資するのも危険です。

  • スタンダード・アンド・プアーズ社が作っている
  • 米国の大型企業500社で構成されている
  • 主要な構成銘柄としてはAppleやGoogleなど(2022年4月現在)

実際はこれくらい知っていれば何の問題もないわけですが、もう一歩知っておくと一時的な価格の下落があっても腹落ちして積立・運用を続けられると思います。

ということで今回はそのもう一歩の知識として2022年1〜3月に銘柄入れ替えで追加されたor除外された企業について紹介します。この3ヶ月間では1月27日、2月11日、2月28日、3月29日の4回発表されており(参照:S&P社 ニュース&リサーチ)、頻繁な印象です。

1〜3月で追加された企業

Constellation Energy

  • 業種:エネルギー
  • 主な事業:電力供給(90%がすでにカーボンフリー)、天然ガス供給
  • 公式HPはこちら

HP曰わく、アメリカで供給されているうちのクリーンエネルギーの10%はこの会社によるものだそうです。また2040年までに完全にカーボンフリーの電力供給を目標にしているということでいかにも現代的な企業です。

ただしビジネスの相手はアメリカ国内にとどまっているので自分は知りませんでしたし知ってる方もそんなにいないのではないかと予想されますが、S&P500だけでなくNASDAQ100の構成銘柄でもありました。

Nordson

  • 業種:その他(製造装置)
  • 主な事業:塗布装置やそれに伴う管理システム等の開発提供
  • 公式HPはこちら

これまた知らない企業でしたが日本法人がありました。東京や大阪だけでなく高松(香川)や仙台など広範囲に営業所があります。

塗布装置というのは文字通りで接着剤とか表面のコーティング剤なんかを(均一に狙い通りに)塗布するためのものでディスペンサーともいうそうです。日本に拠点があると言ってもこの手のビジネスはBtoB(企業同士)なので会社として有名だとしても一般的には知られていないなんてことはありがちです。物を作っているところとかはあるあるです。

Molina Healthcare

  • 業種:ヘルスケア
  • 主な事業:健康保険の取り扱い
  • 公式HP:執筆時点で閲覧できず

アメリカは日本と違って国民皆保険制度ではありません。低所得者や障がい者、高齢者を対象としたセーフティネットとしてメディケイド、メディケアという制度があります。

このモリーナヘルスケアという企業ではメディケイド、メディケア関連のサービスを提供しているそうです。S&P500=ハイテクというイメージが今の上位構成銘柄から持ちがちですが、業種を分散させることもS&P500を組成する上でのコンセプトになっており、この企業はその一翼を担っているといえますね。

Camden Property Trust

  • 業種:不動産
  • 主な事業:マンションの買収・管理など
  • 公式HP:こちら

最後はREITと呼ばれるジャンルに含まれます。S&P500の中でも高配当銘柄に集中した指数がありますが(それに連動しているのがSPYD)、この中には入ってませんでした。不動産ジャンルといえば配当利回りが高いので全数入っているのかと思ってましたがそうでもないんですね。

1〜3月で除外された企業

Gap

  • 業種:アパレル
  • 主な事業:衣類の製造・販売
  • 公式HP:こちら

これは誰もが知っているアパレルブランドですね。自分はファストファッションの中ではユニクロかH&M派だったのでそんなにお世話にはなってませんでした。

Xiinx

  • 業種:IT
  • 主な事業:半導体製造
  • 公式HP:こちら

今のところgapしかわかりません。この会社は半導体(パソコンやスマホでチップとかメモリとかに関わるものです)を製造している会社で現在はAMDという割と有名な半導体関連企業の子会社だそうです。

ちなみにこのAMDと同じようなことをしているのが「インテル入ってる」でお馴染みのインテルであったり、それこそAppleもそうです。

IHS Markit

  • 業種:情報サービス
  • 主な事業:多分野への情報サービス提供
  • 公式HP:こちら

ホームページ見てもしっくりきません。現在はS&P社の子会社だそうです。

People ́s United Financial

  • 業種:金融
  • 主な事業:銀行での金融サービス提供
  • 公式HP:こちら

こちらは金融機関です。GAPを除くとやってることが一番イメージできました。

あとがき

米国の大型企業500社の集まりと聞いたらそこそこは聞いたことがあるか知ってる企業だと思いきや今回紹介した中で知ってたのはGAPだけでした。それだけに「アメリカってこんな企業があるんだ」と知るいい機会になりましたし、「自分はこういうところに投資しているんだ」というバックグラウンドが身についたのでこれまでよりも理解した上でお金を投じれそうです(といいつつ2022年度の投資先はS&P500ではなくてCRSP連動の楽天VTIですが)。

この紹介記事、定期的にやってこうと思ってます。1回やったところで今回で言うと8社だけなので繰り返しすることでS&P500への理解の深化を図っていく予定です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA