人生の残り日数≒可処分日数とは

この記事はこんな方向け
・いい時間を多く過ごしたい方
・漠然と日々を過ごしてしまっている方

はじめに

今回の質問と自分の回答はこちらです。

人生の残り日数を考えたことはありますか?

あります(だから今回のネタにしてるわけですが)。

日本人の平均寿命は厚生労働省のHPによると2019年時点で男性が81.41歳、女性が87.45歳です。1年365日とすると

・男性:365*81.41=29714日
・女性:365*87.45=31919日
が人生の日数です。ここから今まで生きてきた日数を引くと人生の残り日数がわかります。

ですが、自分は少し考え方を変えて”可処分日数”なる造語をつくって人生の残り日数を考えてみました。時間の使い方についての考えは↓。

今回は、時間ではなく日数という観点で次の2つを紹介します。

・”可処分日数”の考え方
・自分の場合の可処分日数

可処分日数ってどんな考え?

可処分〇〇といえば日数ではなくて所得がおなじみです。
会社での給料から税金やら保険料やら、必ず納めないといけないものを払って残ったお金のことで、いわゆる手取り収入ですね。

ですから、額面収入=自由に使えるお金でないことはイメージがつくかと思います。日数にも同じことが言えるのではないかと思います。

具体的には
生きるためのお金を稼ぐためにやむなくしている仕事の日
・病気で入院して何もできない日
24時間まるまるの自由がないので、本当に自分の好きで使える日というのは、1週間でいうと2日とか多くて3日が普通かと。

なぜ可処分日数という考えに至ったかというと好きなことをするには日単位で自由な時間がないといけないから

仕事の日だって夕方以降は空いてるじゃんと思う方もいるでしょう。もちろんその時間でできることは沢山あります。ただ、仕事という制約がなければ、自分の意思で朝だろうが夜だろうが好きな時間に見ることができますよね。

旅行なんかも日帰り旅行している方は仕事という枠で月〜金が埋められているので、やむなくスキマで行っているのであって、本当はもっとゆっくりいきたいと思うのは自分だけでしょうか?

注意事項
・お金を稼ぐためにやむなくしている時間⇨自由ではない
・お金の心配がなく、好きで好きでやりたくてしょうがなくやっている仕事⇨自由の中で選んだ選択
であって、仕事が悪という意図はありません。

ここでいいたいことは働かざるを得なくて働いている日を自分が自由に使える1日にはカウントすべきではないということ。

可処分日数を計算してみた結果

前提条件
・現在の年齢:30歳
・休日は週2日*52週+お盆、正月休み6日間+有給5日間=115日間
・60歳まで働く
・80歳で死ぬ

この条件で計算すると

・現在〜退職まで⇨115*(60−30)=3450日
・退職〜死ぬまで⇨365*(80−60)=7300日
合計3450+7300=10750日

10750日/365日≒30年です。う〜ん、案外短いなということがわかります。

しかも、働いている間の3450日は連続した3450日ではなくて2日休みが沢山あるだけですし、死ぬまで元気とも限りません。そうすると実質自由に使える日数はかなり少なくなってしまいます・・・。

実は、このような事実が経済的自由を目指す理由の一つでもあります。働かなくてもいい状況を作って可処分日数を増やせるからです。

上で書いたように、自由な中で自分が好きでやっている仕事なら誰も不満はないですし、人生も充実します。もちろん仕事をしない選択肢も大ありです。

今の仕事にも十分満足はしているのですが、
それ以上にやりたいことがあって、そのために可処分日数を増やしたい
やりたいことで飯を食っていける保証がないので、働かなくても飯は食えるようにしたい

のでとして経済的自由を目指しているという流れですね。

おわりに

いかがでしたか?単純に寿命までの日数を数え上げるとそこそこの日数になりますが、実質自由に使える日を考えるとそんなに多くないですよね。

繰り返しますが、仕事が悪だとか、だから仕事をやめましょうというネガティブキャンペーンではありません。実はそんなに自由な日はないことがわかれば、1日1日を大事に使えるようになると思って紹介した次第です。ぜひみなさんも自分の可処分日数を計算してみては如何でしょうか。

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以上でこの記事は終わりです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
自分で考え、決めて、行動して、一緒によりよい時間を増やしましょう!

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